拗らせ男子 ページ30
ユア
Aの計らい？でインターン中。
大学でも、まぁ、高校でもモテモテだったジミンくんは、インターン先でもモテているようで。
「パクくんって、彼女いる？」
営業事務のお姉さんが早速、粉かけてるわ。
ニコニコ笑うジミンくん。
愛想はいいんだよね、彼。
お姉さん達はジミンくんを囲んでいる。
「居ますよ。」
「えぇ、残念。私にしておきなよ。」
「私も、は〜い。」
「無理です。僕は彼女一筋なので。」
ニコニコ笑顔で言い切るジミンくんに営業事務のお姉さん達は撃沈していた。
秘書課から見える場所での会話は、丸聞こえ。
相変わらず、A一筋ね。
なんて思っていたら、
「パクくんの彼女ってユア？」
秘書課のハヌルオンニに聞かれた。
オンニは秘書課でも、優秀な人で、美人。多分からかってるんだろうなぁ。
私とジミンくんなんて。
いやだわ、変な噂立てないで欲しい。
"ジミン"くんに意地悪されてしまう。
ここはドソンさんに丸投げしちゃお。
「いえ、違います。ジミンくんの彼女は、ドソンさんの知り合いですよ。」
私はそう言って、ドソンさんを見た。
ドソンさんは、目を見開いた後、困った顔をした。
「ユアさん、君は…」
眉根を寄せたドソンさんが言いたい事はわかる。
"上手くかわしやがって"ってことでしょ。
何年ジミンくんの友達やってると思うの？彼、拗らせ男子ですよ？
秘書課の会話に聞き耳を立ててるお姉さん達、諦めて頂戴な。
彼は多分、落ちないよ。
「そうなの？ドソニオッパ？」
ハヌルオンニがニヤニヤして、ドソンさんに聞くとドソンさんは、
「あぁ、まぁ、よく知ってる人だよ。」
と、言葉を濁した。
まぁ、こんなとこで言えないよね？
「オンニ、今日の予定ですが…」
「あぁ、それは…」
仕方ないので、ドソンさんに助け舟を出した。
ドソンさんあからさまにホッとしているし。
「やはり君はあの子の親友だね」
後でドソンさんにそう言われてしまった。
「お褒めいただきありがとうございます？」
首を傾げて、そう言えば、
「いや、褒めてないけど。」
ドソンさんはそう言ってため息をついた。
A、こちら順調に進行中ですよ。
…
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ちな(プロフ) - まりまるさん» 感想ありがとうございます。励みになります。ヒロインには（当主である面）と（普通の女子）の二面性を持たせているのでちょっと怖いかもしれません💦ジミンがライバル会社、そういうのも有りでしたね。ただ、彼は絶対的にヒロインの味方なので、無理かな😁 (2021年10月18日 0時) (
レス) id: 0b8c1c72f4 (このIDを非表示/違反報告)
まりまる(プロフ) - ちな様 今日こちらのｼﾘｰｽﾞ見つけて面白くて一気に読みました🙂ﾋﾛｲﾝが、はじめの初な印象と変わって若干怖い😢一途なｼﾞﾐﾝが実はｷﾚｷﾚのﾗｲﾊﾞﾙ会社の人だったらﾔﾊﾞいと勝手な妄想でｱﾜｱﾜしています。続きも楽しませて頂きますね。 (2021年10月16日 20時) (レス) @page50 id: a1efac703a (このIDを非表示/違反報告)
ちな(プロフ) - Sanさん» パスワード解除しました。続きをどうぞお楽しみください。 (2021年9月18日 16時) (レス) id: 0b8c1c72f4 (このIDを非表示/違反報告)
San(プロフ) - 続きPt3のPWを教えてください！ (2021年9月18日 15時) (レス) id: dc8c09471a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちな
| 作成日時：2021年9月6日 19時
