《君とHONEYMOON》【JM】 (ページ1)

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Prologue　TH ページ1

TH

「毎日一緒に居たかった。毎日、"おはよう"と"おやすみ"したかった。そんな僕の悲しみが、嘆きが、君達にわかるの？」

「ジミナ、今日も凄いな、お前。」

小さく言うジニヒョンを、ジミナは睨みつけた。

「大体僕は毎日毎日」

ジミナが何かを言おうとした時、

「うるせぇ、ジミナ。スマホ光ってる。」

とシュガヒョンが告げる。

「あっ」

スマホを持っていそいそとミーティングルームを出ていったジミナにメンバー皆はため息をついた。

「シュガヒョン、ありがとうございます。」

ナムジュニヒョンがシュガヒョンに言う。
ジミナのあまりの機嫌の悪さを見かねてシュガヒョンが、手を打ったみたい。

「アイツのアレ、
どうにかならないかなぁ。」

呆れたように言うジニヒョン。

「まぁ、あれだけ"綺麗な人"なら心配になるのもわかるかな。」

ホビヒョンは、苦笑いしながら言った。

「自分だけ、狡いですよね。」

そう言うグクに

「あ〜、でも、アレに手を出すのはやめたほうがいい。ジミナに殺られる。」

シュガヒョンが苦言。

「ヒョン達もグクも良いなぁ。僕、親友なのに、未だに紹介してもらってない。」

そう僕が言うと、ジニヒョン、ナムジュニヒョンも、頷いた。

「Vヒョンは、"天然タラシ"だから、多分一生、会えません」

酷いことを言うグクと頷くメンバー。

「え〜、なんで〜？」

僕はそう聞くけどメンバーは誰も理由を教えてくれなかった。

あ、ジミナは"彼女"と電話したのか、
ニコニコで戻ってきたよ。

コンサートもニコニコしてた。

そんなツアー中の、お話。