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夢を見た。 ページ2
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「あ。」
夢を見た。
大好きな彼が泣いてる夢。
最初で最後、
さよならしたら、
いつも笑顔だった彼が
私の前で泣き出した。
綺麗な涙に耐えられなくて、
私は逃げた。
最後がアレだから、思い出したのかな？
自分の、頬を伝う涙。
夢見悪っ。
ふと、視線をテレビに向ければ、
消すのを忘れたテレビにタイミングよくBTSのCMが流れてた。
テレビに映る彼は笑ってる。
彼は大丈夫、私が居なくても。
一番には、二番がいる。
一番がなくなっても、二番が一番になるだけだ。
「さ、顔洗おう。」
今日もまた一日が始まる。
久しぶりに韓国に来たから、
たまたま彼を思い出しただけ。
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作者名：ちな
| 作成日時：2021年8月12日 9時
