弟達の正体1 ページ41
☆
JIN side
僕達に懐いてくれている後輩グループ、
FULL MOONの彼等は、普通とちょっと違う。
肌で感じてはいた。
事務所上層部が勝手に雇った女マネージャーに、僕達は困っていた。
上層部が決めたスタッフをこちらが勝手に解雇する権限はないし、いらないスタッフとはいえ、何かがなければ、排除できない。
動くに動けなかったところ、排除に動いたのはFULL MOONだった。
渋る上層部を黙らせて、今後、こんなことが起こらないように、採用システムを作ったとか…。
元々、FULL MOONのマネージャーは、社内で一番優秀な人間だとは言われていた。
まだ、無名だった彼らにそんな彼がマネージメントをするなんて…と、当時は密かに騒がれた。
メンバーを見て、決めたらしいが…。
そして、今回のバカンス。
ここは、会員制の秘密のリゾートだ。
芸能人とはいえ、一般人は、入れなかったはず…。
政界の人間か、もしくは、良家の人間か、紹介状がなければ、入れない場所なんだよね。
「人目を気にせず、ショッピングできるの？！」
「行きたい。」
「俺も…」
マンネ達が盛り上がっている。
マンネのおもりを誰がするか、僕達は目配せする。
苦笑いのホソクが、頷いた。
この場合、ホソクが適任かな。
マンネたちの同行者が決まる。
「キムさん、ヒョンたちを連れて行ってあげて。頼んだよ」
シウがそう言うと、ちょっと離れたところにいたリゾートスタッフらしき人が
こちらに歩いてきた。
「承知いたしました。皆様、こちらへ。」
スタッフの人はそう言うとマンネたちを連れて、エントランスを出て行った。
「ヒョン達はどうします？」
シウはニコリと笑って聞いてくる。
シウは人を使い慣れているんだよねぇ。
「何か食べたいな。」
ナムジュンの応えに頷いたシウは、
「じゃあ、この上にレストランありますから、行きましょう。」
そう言いながら、少し手を上げた。
「お荷物はこちらで。」
シウのそばに来たスタッフは、そう言うと、僕らの荷物を数人で運んでいく。
「ジニヒョン？行きますよ。」
キビキビ仕事をするスタッフをぼ〜と見ていたら、シウに声をかけられた。
「あ、うん。行こうか。」
そう言いながら、彼らの後をついていく。
シウが、何者なのか、気になるけど…
それは、本人に聞けばいいか。
…
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ちな(プロフ) - akb48yuuko1さん» いえいえ。コメント嬉しいです。不思議の国も読んでくださっているのですね。ありがとうございます！たくさん更新できるように頑張りま〜す！ (2022年9月28日 12時) (
レス) id: 0b8c1c72f4 (このIDを非表示/違反報告)
akb48yuuko1(プロフ) - せかしてしまうようなコメントすみません（ ; ; ）ジョシュア君シリーズ毎日更新楽しみに読ませてもらってます💓これからも頑張ってください！！ (2022年9月28日 2時) (レス) id: 308e687bed (このIDを非表示/違反報告)
ちな(プロフ) - akb48yuuko1さん» コメントありがとうございます。こちら、暫く更新停止してしまい、すみません。また、ぼちぼち、頑張りますので、ゆっくりお待ち下さい。 (2022年9月27日 15時) (レス) id: 0b8c1c72f4 (このIDを非表示/違反報告)
akb48yuuko1(プロフ) - 更新楽しみにしてます！！ (2022年9月26日 1時) (レス) id: 308e687bed (このIDを非表示/違反報告)
ちな(プロフ) - 18r8sychachanec茶々さん» 感想ありがとうございます。面白いと言っていただけて、嬉しいです。頑張ります！ (2022年1月2日 0時) (レス) id: 0b8c1c72f4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちな
| 作成日時：2021年8月1日 23時
