マネージャー会議 ページ34
☆
「議題は"彼女"についてですか?」
ENHYPENのマネージャーがそう口を開いた。
「あの人何なんですか?うちのカイに…」
ギロリとBTSのマネージャーを睨みつけるTXTのマネージャー。
「すまん」
BTSのマネージャーは、眉を下げ、そう言う。
「まぁまぁ、君が悪いわけじゃないよ。それは皆分かってる。」
珍しく、FULL MOONのマネージャーがBTSのマネージャーを庇った。
「そっちで対処できそうなんですか?うちは、FULL MOONに守ってもらってますから、何でも良いですけど。」
ENHYPENのマネージャーが投げやりに言う。
「うちも。なんか皆キラキラしてるんですよね?今いるところ、良いところみたいで。リフレッシュ出来たみたいです。」
TXTのマネージャーはニコニコと笑う。
そんな二人と対象的に、BTSのマネージャーはため息をついた。
「"彼女"、話を聞かないんだ。つい先日も宿舎に乗り込んできて…」
「「え、はぁ?」」
ENHYPENとTXTのマネージャーは驚いて目を見開く。
「宿舎にねぇ、」
そう呟いたFULL MOONのマネージャーは、疲れた顔をしているBTSのマネージャーを見た。
「メンバーの機嫌も悪くなるし、もう、どうすればいいか…」
BTSのマネージャーは頭を抱えた。
「うん、じゃあ、あとはこっちで処理する。今まで、お疲れさん。」
FULL MOONのマネージャーは、軽くそう言うとBTSのマネージャーの肩をぽんと叩いた。
「え、」
「それも処理するんですか?」
「やっぱりFULL MOONのマネージャーさんは、有能ですね。」
呆然とするBTSのマネージャーに、驚きの声をあげるTXTマネージャー、ENHYPENのマネージャーは、感心していた。
「まぁ、今回は、特別ね。さて、沙汰を言い渡さないといけないから、"彼女"を呼び出してくれる?」
FULL MOONのマネージャーはそう言うと、BTSのマネージャーに"彼女"を呼び出すように言った。
手早く彼が" 彼女"を呼び出している間、
「君達は、もう、戻っても良いよ?」
「いや、最後まで見届けます。」
「僕も。」
そんな会話がマネージャー達の間にあった。
…
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ちな(プロフ) - akb48yuuko1さん» いえいえ。コメント嬉しいです。不思議の国も読んでくださっているのですね。ありがとうございます!たくさん更新できるように頑張りま〜す! (2022年9月28日 12時) (レス) id: 0b8c1c72f4 (このIDを非表示/違反報告)
akb48yuuko1(プロフ) - せかしてしまうようなコメントすみません( ; ; )ジョシュア君シリーズ毎日更新楽しみに読ませてもらってます💓これからも頑張ってください!! (2022年9月28日 2時) (レス) id: 308e687bed (このIDを非表示/違反報告)
ちな(プロフ) - akb48yuuko1さん» コメントありがとうございます。こちら、暫く更新停止してしまい、すみません。また、ぼちぼち、頑張りますので、ゆっくりお待ち下さい。 (2022年9月27日 15時) (レス) id: 0b8c1c72f4 (このIDを非表示/違反報告)
akb48yuuko1(プロフ) - 更新楽しみにしてます!! (2022年9月26日 1時) (レス) id: 308e687bed (このIDを非表示/違反報告)
ちな(プロフ) - 18r8sychachanec茶々さん» 感想ありがとうございます。面白いと言っていただけて、嬉しいです。頑張ります! (2022年1月2日 0時) (レス) id: 0b8c1c72f4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ちな | 作成日時:2021年8月1日 23時