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打ち上げ RM ページ23

RM


別室での、話し合いが終わり、打ち上げ会場へと俺達は移動した。
ここからは、ライブの打ち上げだと聞いた…はず。
何故か舞台があって、そこにはバンドセットが置いてある。

「あ、シウ、待ってたよ。」

シウに声をかけるソジュン。
俺達が別室で話し合いをしている間にライブスタッフ達も会場に到着したようだった。
ジュノもAも舞台へ上がっている。
ドラムセットの前に座るAは、ヘッドマイクをつけている。
シウは俺達に会釈したあと、スタンドマイクの前に行き、

「お疲れ様でした。皆様のおかげで、今回のライブも大成功でした。では、いつもの、始めます。」

そう言うと、Aがドラムを叩き始める。
ライブさながら、歌い出すシウ。
周りにいるスタッフ達は、飲み物片手に喜んで、FULL MOONのライブを聞いている。

「これは…」

「どーゆうこと」

俺達が戸惑っていると、

「スタッフは、ライブを聞けないから、FULL MOONの打ち上げは、彼奴等のライブで始まるんだ。」

FULL MOONのマネージャーが、そう言った。

「ライブ後にライブするの?」

Vの言葉にマネージャーは、頷く。

「今回は、BIG HITの先輩達や後輩達も頑張りました。皆さん、拍手」

ジュノの言葉に会場は拍手が起こる。
シウはドラムセットの方へ行き、Aとポジションチェンジをしている。
Aは、杖をつきながら、スタンドマイクの前に立つと、

「ここからは、リクエストどうぞ〜」

そう言う。スタッフからは、歌ってほしい曲名が上がる。

「時間の関係上、あと3曲!」

そう言うと、シウはドラムを叩き、リクエスト曲が始まった。

「なんか、色々と、凄いな。」

小さく呟くと、FULL MOONのマネージャーは、笑った。

「人を大事にする子達なんだ。ファンも、スタッフも、ね。」

誇らしげに笑うマネージャー。
今回は、とても勉強になったな、なんて、思ったり。
自分達は、FULL MOONのやり方を真似できるわけじゃないけど…。

ライブが終わり、歓談になった。
舞台を下りたFULL MOONのメンバーは、スタッフ、後輩達に、囲まれていた。

さて、俺もAに一言くらい注意をしないとね。

マンネ達があの集団に突撃しているのを見ながら、俺も足をあの集団へ向けた。






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ちな(プロフ) - akb48yuuko1さん» いえいえ。コメント嬉しいです。不思議の国も読んでくださっているのですね。ありがとうございます!たくさん更新できるように頑張りま〜す! (2022年9月28日 12時) (レス) id: 0b8c1c72f4 (このIDを非表示/違反報告)
akb48yuuko1(プロフ) - せかしてしまうようなコメントすみません( ; ; )ジョシュア君シリーズ毎日更新楽しみに読ませてもらってます💓これからも頑張ってください!! (2022年9月28日 2時) (レス) id: 308e687bed (このIDを非表示/違反報告)
ちな(プロフ) - akb48yuuko1さん» コメントありがとうございます。こちら、暫く更新停止してしまい、すみません。また、ぼちぼち、頑張りますので、ゆっくりお待ち下さい。 (2022年9月27日 15時) (レス) id: 0b8c1c72f4 (このIDを非表示/違反報告)
akb48yuuko1(プロフ) - 更新楽しみにしてます!! (2022年9月26日 1時) (レス) id: 308e687bed (このIDを非表示/違反報告)
ちな(プロフ) - 18r8sychachanec茶々さん» 感想ありがとうございます。面白いと言っていただけて、嬉しいです。頑張ります! (2022年1月2日 0時) (レス) id: 0b8c1c72f4 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ちな | 作成日時:2021年8月1日 23時

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