ダラダラ ページ36
☆
ラジオの収録が終わると、
キラキラしたお目々のヴィくんがこちらを見た。
うわ、なんか、こっち見た！
ヴィくんは、席から立ち上がって、
「あのね、あのね、ジニヒョンは…」
なんかすごい勢いで話しだしたけど、何の話？
しかもとても早口で…え、なに？
多分、私はとてもぽかーんとしていたんだろう。
スタッフの人はみんな私を見て、笑っているし、アリンも笑ってる。
ジミナだけが、苦笑い。
「それで、それで…」
なんか、誰か止めてくれ。と思っているが、目がキラキラしているこの子は、多分誰も止められないんだろうなぁ。
どーすればいいのかわからない。
ちらりとジミナを見れば、ため息をついて、ヴィくんの肩を叩いた。
「テヒョナ、ストップ。」
そう、ジミナが言うとヴィくんは口を閉じた。
おぉ〜、ジミナ、すごいな。
って、素直に感心していたら、
「A、Vくんの話、半分も理解してないわよ。」
アリンが余計なことを言った。
「えぇ〜」
とても残念そうにがっかりして椅子に座り直すヴィくんに、まいったなと思う。
一生懸命話してくれたもんね。
何の話かわからなかったけど。
ごめんね。
「ゆっくり、順番に話さないとAはわからないよ。」
ジミナはヴィくんの頭を撫でながらそう言った。
そう言えば、ヴィくんは、"ジミナ良い人普及活動"でもすごい話してたなぁと思い出す。
なんだろ、ヴィくんとは多分、体感時間が違う？のかな。
次元の違いを感じた。
「まず、来週は、マンネのチョンくんと、長男のジンさんとリーダーのRMさんがゲストだから、その3人について、教えてくれる？」
アリンがヴィくんに言うと、再度彼はキラキラお目々になった。
「グクは、可愛いの。ジニヒョンは、変な笑い方でRM ヒョンは物を壊すんだ！」
ニコニコ笑ってそう言うヴィくん。
いや、君の説明、全然わからない。
ジミナはニコニコしているだけだし、
もう、良いかなぁ。
私は出された飲み物を飲み干した。
「シュガヒョンは、甘くなくて、ホビヒョンはダンスの鬼！」
ヴィくんのよくわからない説明は補足のないまま、終わった。
ジミナは補足もしないで頷いているだけだし。
私がわかったのは多分ヴィくんが呼んでる名前だけ、だと思う。
まいったな。
ご機嫌で帰るBTSの二人。
後でため息しか出なかった。
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あ - おおっと名前ぇWWWWWWWWWW (9月3日 23時) (
レス) @page12 id: 17e811ad5c (このIDを非表示/違反報告)
ちな(プロフ) - うさ仔さん» うさ仔さん、コメントありがとうございます。楽しんでいただき、嬉しいです。更新頑張ります。 (2021年9月1日 9時) (レス) id: 0b8c1c72f4 (このIDを非表示/違反報告)
うさ仔(プロフ) - 何度読み返しても面白いし大好きです！ (2021年9月1日 8時) (レス) id: d16aa59530 (このIDを非表示/違反報告)
ちな(プロフ) - ナナさん、コメント、ありがとうございます。嬉しいです。更新、頑張ります。 (2021年8月23日 20時) (レス) id: 0b8c1c72f4 (このIDを非表示/違反報告)
ナナ(プロフ) - 笑いどころがたくさん色んなとこにちょこちょこあってすごく面白いです！更新待ってます！ (2021年8月23日 3時) (レス) id: 78cdc72a82 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちな
| 作成日時：2021年7月27日 16時
