ラジオ後 HS ページ40
ＨＳ
ラジオの収録後、
「ヴィ君は多分、私と違う次元で生きてますね」
なんの気無しに言った彼女の言葉に、ユンギヒョンと俺は飲み物を喉につまらせた。
この子もテヒョナのことを四次元とか言うのかな？
「え、大丈夫ですか？」
ジミナの友達Aちゃんが心配そうにそう声をかけてくれた。
俺は苦笑い、ユンギヒョンは眉間にシワを刻んだ。
「次元って？」
俺がそう聞くと、彼女は、考えながら、
「彼はなんか、凄く沢山、早くお話するんです。次から次からポンポン単語が出てきて。"頭が良い"んでしょうねぇ。私はお馬鹿なのでついていけません。」
そう答えてくれた。
頭が良い？テヒョナが？
「平々凡々な私とは次元が違いますよ。」
「「「は？」」」
あ、俺達の声が揃った。
「え？」
「Aさ、まだ自分のこと、平々凡々だって思ってるの？」
アリンちゃんの言葉にAちゃんは首を傾げる。
「私、至って平々凡々だよ？だから、アイドルより裏方が良いって言ってんじゃん。」
Aちゃんはそう言って、不満げな顔をした。
Aちゃん、めちゃくちゃ可愛いけど？全然平々凡々じゃないよ？
「A〜、ちょっと、いい？」
ガチャリとドアを開けて、パク・ジニョンが顔を出す。
「あ、ぱーくさん、なんですか？」
Aちゃんは、のんびりした口調と裏腹に素早く立ち上がると外に出ていく。
「不思議ちゃんだな。」
小さくユンギヒョンが呟いた。
アリンちゃんは、それに頷いて、
「誰よりも動きが素早いんですよね。彼女。その癖、V君のトークについていけないって。あの子、絶対聞く気ないだけですよ。」
ため息をついた。
はははと乾いた笑いが俺達二人は出た。
そう言えば、オフレコ話ってなんだったんだろうか。
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あ - おおっと名前ぇWWWWWWWWWW (9月3日 23時) (
レス) @page12 id: 17e811ad5c (このIDを非表示/違反報告)
ちな(プロフ) - うさ仔さん» うさ仔さん、コメントありがとうございます。楽しんでいただき、嬉しいです。更新頑張ります。 (2021年9月1日 9時) (レス) id: 0b8c1c72f4 (このIDを非表示/違反報告)
うさ仔(プロフ) - 何度読み返しても面白いし大好きです！ (2021年9月1日 8時) (レス) id: d16aa59530 (このIDを非表示/違反報告)
ちな(プロフ) - ナナさん、コメント、ありがとうございます。嬉しいです。更新、頑張ります。 (2021年8月23日 20時) (レス) id: 0b8c1c72f4 (このIDを非表示/違反報告)
ナナ(プロフ) - 笑いどころがたくさん色んなとこにちょこちょこあってすごく面白いです！更新待ってます！ (2021年8月23日 3時) (レス) id: 78cdc72a82 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちな
| 作成日時：2021年7月27日 16時
