夜空の下で ページ42
北人side
北人「さっむ…」
この家に住んでしばらく立ってから知ったこと
それは、屋上があるということ
何かに悩んだときや、仕事がうまく行かないとき
こうやってひとりで屋上に行き、星のない夜空を眺めている。
そして、今日もその日
JrEXILEでのリハーサルで、ダンスが苦手な俺は
どうしても足を引っ張ってしまう
俺なりに練習してきたつもりでも、やっぱり他の人にはかなわなくて…
北人「はぁー、、」
盛大にため息をつくと、キィっと扉が開く音がした
『北人…？』
北人「A…！」
薄水色のきれいなワンピースドレスを着たA
『どうしてここを？』
北人「ごめんね、屋上の行き方知っちゃって…
よくここ使わせてもらってる」
じつは屋上の行き方は、俺しか知らない
『…やっぱり夜風は寒いわね』
Aが着ていたワンピースからは
Aの綺麗な腕がスッキリと出ていた
北人「…着て」
来ていたパーカーをふわっと掛ければ
『ありがとう』と俺のパーカーに腕を通す
一緒に隣に座り、夜空を眺める
星はないけど、月明かりに照らされたAの横顔が綺麗で、見惚れてしまうほど
『北人、何かあったの？』
北人「なんで？」
『なんか、元気ない…』
このお嬢様は、なんにも知らないのに、何でも知ってるな。
意味のわからないことを思う。
北人「仕事、うまく行かないんだ」
ぼそっと、仕事の悩みを話す
最初はのAだったら、絶対に聞いてくれなかったって思うと、真剣に聞いてくれることが本当に嬉しくて、気持ちがすぐに楽になった。
『私、北人の仕事のことよくわからないけど
今まで北人が頑張ってきたようにすれば
絶対、北人なら大丈夫だと思う…。』
恥ずかしそうに、『頑張れ』と俺の目を見て言うAに、胸をうたれた
"好き"な人に言ってもらうと、こんなに元気になれるんだ………
ん？待てよ…
"好き"…………？？？
あぁ、そうか
好き、なんだ。俺
立ち上がったA
『そろそろ、戻るわね』
そう言ったAに
とっさに後ろから抱きしめた
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ちさと(プロフ) - 一気に読みました！最高！ (2019年7月28日 18時) (
レス) id: 02fea3faa7 (このIDを非表示/違反報告)
ちなってぃー(プロフ) - ナイトさん» リクエストありがとうございます！！激しいのですね！笑 がんばります(^^) ありがとうございます♪ (2019年6月9日 22時) (レス) id: d32f620bd9 (このIDを非表示/違反報告)
ナイト(プロフ) - 樹のピンクを見たいです！！（やましょうさんのよりもっと激しく笑…へへ）よろしくお願いいたします！！もちろん続きの更新も楽しみにお待ちしております。頑張ってください！！ (2019年6月9日 20時) (レス) id: b4456d44f3 (このIDを非表示/違反報告)
ちなってぃー(プロフ) - ひなさん» そうなんですね！！気に入っていただけて嬉しいです♪♪ 健太いいですよね〜！これからもよろしくお願いします(^^) (2019年6月9日 18時) (レス) id: d32f620bd9 (このIDを非表示/違反報告)
ちなってぃー(プロフ) - ほくぶーさん» まこっちゃんのピンク入れたいと思ってたのでまこっちゃんからでもよろしいでしょうか(;_;)？ 時間かかると思いますがその五人のピンク頑張って書きますね！リクエストありがとうございました！！ (2019年6月9日 18時) (レス) id: d32f620bd9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちなってぃー | 作成日時：2019年5月28日 21時
