君がいるから【吉野北人】

▽ ページ42

北人side



A『…あっ…』


触れるたびにAさんの口から漏れる
かわいい声


『付き合おう』そう言ってくれた

嬉しすぎておかしくなりそう
夢中でAさんを抱きしめた


キスをしてからそういう雰囲気になって
今に至る


本当は時間をかけてからのほうがいいんだろうけど
もうそんな余裕ない

目の前のAさんを見てたら
止められない


触れたり、キスしたりするたび
いろんな表情を見せてくれるAさん


可愛い


風邪のことなんか、どうでもいい
今はAさんに夢中だった


唇にキスをし、服に手をかける

脱がせればAさんのきれいな肌


A『…あんまりっ、見ないでっ…』

「どうして？綺麗だよ」

チュッと音を立てて首筋にキスを落とす

A『あっ…そこ…っ』


Aさんの様子を見ながら
膨らみに触れる

パチンとホックを外したら
Aさんが顔を真っ赤にした


A『恥ずかし…』
「電気消す？」


本当はちゃんと見たいけど…
でも、Aさんが俺の気持ちを受けとめてくれたのでもう十分

電気を消し、布団に潜った

「寒くない？」

ギュッとAさんに抱きつく

A『暖かいよ』


目が合えば、触れ合う唇

この時間が幸せすぎた


夢なんじゃないかって思うくらい

だって、Aさんが腕の中にいる


ずっと好きだった人が


A『…あっ…っん…』

「痛い？」

A『ううん、なんかっ…変な感じ…っ
あっ…』

こういうこと、久しぶりだと言っていたAさん

中に指を入れ、優しく動かす


もう、いいかな…
緊張してきた…‥…


グッ


俺とAさんは体を重ねた


ゆっくり動かすたびに
漏れる声と吐息



A『…ほく…と……っ』

え？
今、名前…


A『北人…っ』


やばい……
いきなり名前で呼ぶとかずるすぎ


Aさんのことだから
無意識なんだろうな


A『北人っ…ほく…とっ…あっ…！…っ』

何度も名前を呼びながら俺にしがみつくAさん

「A、好きだよっ…」


俺は今日という日を
絶対に忘れない



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ピンクすぎましたかね？( ; ; )
苦手な人はごめんなさい！

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