君がいるから【吉野北人】 (ページ20)

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◎対面ページ20

あなたside

……でっかぁ…。

仕事お休みの日

お昼の1時

北人さんにメンバーが会いたがってるから事務所に来て欲しいと言われた

位置情報が送られてきて
その場所に行く

中目黒駅から少し歩いたところに

"LDH"とかかれた大きな建物

『立派な建物…』

ジロジロ見すぎたせいか
警備員さんに声を掛けられた

警備員「何か御用ですか？」

『あ！すみません、あの…人に呼ばれてて…』

やばい…怪しまれてる…。

すると

北人「Aさん！」

『ほくちゃん！』

北人「あ、すみません。僕が呼びました」

警備員「すみません！どうぞ中へ」

北人「ごめんねAさん

詳しく言わなくて」

『ううん、ありがとう
すごい事務所だね
めちゃくちゃキレイ』

北人「ジムとかリハーサルスタジオもあるんだよ」

『すっごいなぁ…』

ほくちゃんが本当に芸能人の人なんだなって実感するなぁ

ほくちゃんの後ろを歩く

赤茶色の髪の毛がふわふわと揺れる

北人「迷わなかった？ここまで」

『大丈夫だったよ！』

北人「よかった～」

？「あれ、北人！」

？「お疲れ様～」

北人「あ！お疲れ様です！」

『あ！！メンディー…！』

メンディー「おお、女の子」

北人「あ…！あんまり見ないであげてください(笑)」

やば！ホンモノ！！
芸能人とか疎い私でも

メンディーくらいは知ってる

隣には顔の整った男の人

この人も芸能人だろう

北人「EXILEのメンディーさんと、白濱亜嵐さん。わかるでしょ？」

『あ、白濱亜嵐さん！
名前は知ってます』

亜嵐「名前は知ってるか笑ありがとう笑
この子どうしたの？」

北人「あー、実は………」

コソコソと小声で私に聞こえない声で二人に話すほくちゃん

メンディー「やるなぁほくちゃん笑」

亜嵐「でも、力矢くん怒ったりしなかった？
一般の人巻き込むのはだめとか」

北人「大丈夫でした！
彼女、礼儀もしっかりしてるし、俺のことも知らなかったし」

メンディー「そっかぁ、まぁ他の人はできないことだよね」

亜嵐「じゃあ！俺らは行くから！」

北人「はい！お疲れ様でした！」

白濱亜嵐さんがこっちを見る

亜嵐「楽しんでね！
ランページ人数多くて圧倒されるかもしれないけど、みんないいやつだから！」

『あ、ありがとうございます！』

ペコッと二人に深くお辞儀をした