◎看病 ページ38
あなたside
ガチャッ
なんとかほくちゃんを支えて
家の中までは入れた
ほくちゃんを寝室につれていき
寝かせる
「アウター…」
とりあえずアウターを脱がせるため
再びほくちゃんに近づく。
すると、グッとほくちゃんが私の背中に手を添え
引き寄せた
「きゃっ」
北人「さっき…なんで行かなかったの?」
「え?」
北人「…見つかったら、危ないって前話さなかった?」
「そ、それは!
ほくちゃんをあんなところにひとりにできないよ!」
北人「……やめろよ、勘違いしちゃうから…。」
「…ほくちゃん?」
北人「こーやって家にいれるのもっ、支えながら優しく声かけてくれるのとか…っ、ハァ
俺のこと好きなのかなって…勘違いしちゃうじゃん。」
何も言えなかった…
まだ、自分の心に
ちゃんと答えが出てないから
会ったときよりもほくちゃんにときめいてるのは事実。本当に。
でも、陸との約束のことも頭をよぎる
でもどちらとも本気で好きっていう感情は
正直まだない。
北人「…今の無し」
そう言って手をはなしてくれたほくちゃん
自然と二人の距離も離れる
北人「ごめん…。今の忘れて」
「ごめんなさい。」
北人「好き。」
「…うん。」
北人「Aさんは?」
「……」
北人「ごめんね、意地悪だね俺
俺は無理やりなんてさせないよ」
「え?」
北人「陸さんから聞いた。過去のこと全部
約束のことも」
約束…。
その瞬間またフラッシュバックした
このフラッシュバックは
まだ私は陸をおもってるから?
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ちなってぃー(プロフ) - 来夢さん» コメントありがとうございます!わかりました(^^) (2019年2月4日 8時) (レス) id: d32f620bd9 (このIDを非表示/違反報告)
来夢(プロフ) - ピンク入れて欲しいです! (2019年2月2日 0時) (レス) id: a53b9538e9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ちなってぃー | 作成日時:2019年1月7日 21時