3-8日 ページ25
？？「あ、先生遅いヨ！」
？？「ちーっす」
？？「待ちくたびれたんだぜ！」
？？「まあ、こういう日もありますね」
見知らぬ人たちが一斉に挨拶をした。にーには、すまねぇあると言って皆んなの元へ駆け寄ったが私はどうすれば良いか分からず、ただ呆然と立ち尽くしていた。
すると一人の女の子が話しかけてきた
？？「あれぇ、あなたも亜細亜ネ？とりあえずこっち来るネ！」
そう言って背中をグイグイと押して机の下へ敷いた座布団の上へ座るよう促した。
中国「紹介するある！Aある。我たちと同じ亜細亜ある。」
「えっと、ご紹介に預かりました。Aです。急遽参加させて頂くことになりました…宜しくお願いします。」
？？「よろしくネ〜、我台湾っていうヨ！」
？？「韓国だぜ！！」
？？「香港ッス」
？？「私はタイと申します。そう緊張なさらなくて良いですよ」
紹介を終え、少しずつ会話を交わすと皆とても優しかった。
そこへ日本さんがお盆に人数分のお茶とお菓子を乗せてやってきた。
日本「おやおや、Aさん。皆さんと打ち解けられたようですね。良かったです」
「あ、日本！ごめんなさい、おじゃましてます」
日本「いえいえ、お気になさらず。」
韓国「あ、桜餅だぜ！頂き！！！」
台湾「ずるいネ！！私も貰うヨ！」
タイ「ふむ…では私も遠慮なく！」
香港「何このカオス的な。写メっとこ。」
中国「おめえら落ち着くある！！」
急にお菓子の奪いあいが始まり、少しあたふたしたが割とすぐ落ち着いた。空気が完全に和やかなお茶会となったとき、韓国さんが口を開いた。
韓国「そういや、Aはどの辺に位置してるんだ？俺悪いけど聞いたことないぜ…」
「！！」
急な質問で体が固まった。今まで忘れられているということを過信して他国と接触を試みてきたが、今日ロシアさんと会って初めて身を持って国の詳細を知られる危険性を知った。
もし位置や歴史を言って調べられたらどうなるのだろうか。ただの発展途中の国として簡単に片付けられるだろうか。いや、そんな簡単な思考なら国としてやっていけるわけがない。なぜなら途上国がW学園に来ることが珍しいわけで。疑われない理由などどこにもないのだ。
そう考えると急にこの場が危険な気がしてきた。
だが何も言わないと怪しまれるだろう。
「えっと…俺は…」
私は少し表現を濁して自国について説明したのだった。
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み - 更新停止してから大分時間たっちゃってますがめっちゃドタイプでした!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! 更新出来そうであれば是非､､､！！！ (2021年2月2日 20時) (
レス) id: a7a20ec0a3 (このIDを非表示/違反報告)
nikugura(プロフ) - 翠雪@白樺雪だるまさん» 初めまして翠雪さん！ありがとうございます！できるだけ感情移入できるよう心掛けていたので、本当に嬉しいです(；∀；) (2018年11月3日 15時) (レス) id: 473be81c5f (このIDを非表示/違反報告)
翠雪@白樺雪だるま(プロフ) - 初めまして！凄く面白い作品で、一気読みしてしまいました。つい夢主を応援しちゃう…可愛いですね彼女(( 更新楽しみにしてます〜！ (2018年11月3日 13時) (レス) id: cee33a99fc (このIDを非表示/違反報告)
nikugura(プロフ) - みらーど＠ｱﾆｦﾀさん» 初めましてみらーどさん！コメント有難うございます！ 続編ですか…！そう言って頂けなんて、本当に嬉しく思います…！是非前向きに検討させてください！ (2018年9月6日 17時) (レス) id: 473be81c5f (このIDを非表示/違反報告)
みらーど＠ｱﾆｦﾀ - 初めまして、みらーどです。とても面白かったので是非続編を!!! (2018年9月3日 22時) (レス) id: c4ab0bab4e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：稚 | 作成日時：2018年2月16日 19時
