3-5日 ページ22
ロシア「脅しだなんて人聞き悪いなぁ。そんなつもりは無いよ。僕はただ君と友好関係を築こうと思ってるだけ。」
「はい…?」
彼の行動と発言が一致していないため、私は理解できなかった。
ロシア「君が男装してることも、目的も皆には黙っててあげる。その代わり僕とAちゃんで友好関係を築く。君にとっても悪い話じゃないでしょ?」
ね、どうかな?と私の返事を催促してくる。
「友好関係を築こうという話なら、なぜ写真で脅すようなまねをしたんですか。先程そのつもりは無いとおっしゃいましたが、私は脅しとしかとれません。」
ロシア「あれは確認だよ、確認。だって友達になるのに、嘘とか隠し事は駄目でしょ?だから君を調べたことを隠さずに明かした。そして君の嘘も調べた。それだけだよ?」
「…まるで私が承諾することが前提みたいですね」
するとロシアさんが目を細め、射抜くような目で見てきた
ロシア「君、状況分かってる?友達にならなければ自分のことをバラされて役目を果たせない。
でも僕と友達になれば嘘はバラされないし、それなりにロシアの技術だって提供してあげる。
断る理由がどこにあるの?」
確かにこのまま彼に自分のことをバラされて学園にいられなくなれば、他国からの信用は失い、今後の貿易に支障が出る。更には何の情報も持ち帰れないまま家へ帰ることになる。
________レム上司………
目を瞑り、レム上司を思い浮かべて一呼吸する。
そして目を開けてロシアさんの目をしっかり見て
「お断りします。すみません」
はっきりとそう告げた。
するとロシアさんは目を見開き、少し驚いた表情をした
ロシア「…なんでかな?」
「まず私と貴方とでは国として差が大きすぎます。私が先進国ならまだしも、発展途上の私と友達になってもあなたにメリットがない。
そうなると貴方の目的はただ一つ。友達という名目上で私をロシアの傘下に入れ、最終的にロシア領にする。
____そういうことですよね?」
ロシア「…君思ったより鋭いんだね。簡単に話に乗ると思ったのに。」
そう言って1歩ずつ私に近づいてきて辺りに緊張が走る
そして私に向かって手を伸ばした瞬間____
??「
謎の東洋人が登場した。
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み - 更新停止してから大分時間たっちゃってますがめっちゃドタイプでした!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! 更新出来そうであれば是非、、、!!! (2021年2月2日 20時) (レス) id: a7a20ec0a3 (このIDを非表示/違反報告)
nikugura(プロフ) - 翠雪@白樺雪だるまさん» 初めまして翠雪さん!ありがとうございます!できるだけ感情移入できるよう心掛けていたので、本当に嬉しいです(;∀;) (2018年11月3日 15時) (レス) id: 473be81c5f (このIDを非表示/違反報告)
翠雪@白樺雪だるま(プロフ) - 初めまして!凄く面白い作品で、一気読みしてしまいました。つい夢主を応援しちゃう…可愛いですね彼女(( 更新楽しみにしてます〜! (2018年11月3日 13時) (レス) id: cee33a99fc (このIDを非表示/違反報告)
nikugura(プロフ) - みらーど@アニヲタさん» 初めましてみらーどさん!コメント有難うございます! 続編ですか…!そう言って頂けなんて、本当に嬉しく思います…!是非前向きに検討させてください! (2018年9月6日 17時) (レス) id: 473be81c5f (このIDを非表示/違反報告)
みらーど@アニヲタ - 初めまして、みらーどです。とても面白かったので是非続編を!!! (2018年9月3日 22時) (レス) id: c4ab0bab4e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:稚 | 作成日時:2018年2月16日 19時