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伊「今からまた図書館？」
彼とお昼ご飯を済ませ、カフェテリアを出る。
「うん…来る？」
伊「いーや、オレ話しかけて邪魔しちゃう自信しかないから、」
「…ふふ、それは困りますねぇ、」
伊「またあとで。あ、この優男伊野尾慧が席取っとくからゆっくり来なよ」
「え、ありがとう…！またね」
正直、伊野尾に惚れてるかと言われると、うーん…となるところではあるが
じゃあ告白されても付き合わないのか
と聞かれればこれまた、うーん…と首を傾げたくなる、そんな気持ちを伊野尾に抱いていた。
まぁ、伊野尾に告白されるなんて起こりえないんですけど。
慣れた手つきで学生証をかざし、図書館のゲートを通る。
今日は微積分やるかなぁ、、、
いつもの席につき、ノートパソコンと教科書を取り出す。
「…ふぁあ……」
今日はいつもに増して眠い。さっきから10分刻みに腕時計を見ている気がする。
伊野尾が奢ってくれるっていうからデザートまで食べたからかなぁ…
でも今昼寝して、次の講義に遅刻っていう最悪な展開が目に見えて、仮眠は断念。
顔でも洗って目を覚まそうと、お手洗いへ。
トイレの入り口に一番近い席、6人がけの大きなテーブルに1人、机に突っ伏して仮眠をとる男の子。
教科書どころか筆箱すら出ていなくて、机の上にはイヤホンが繋がったスマホが一つ。
この人寝に来たんだなぁ…ふふ
いいなぁ、気持ち良さそう、
「さて、私はもうちょい頑張りますか」
鏡の自分にそう呟いて、トイレを後にした。
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ゆーれん。(プロフ) - 名無し57041号さん» コメントありがとうございます。自分が現に大学生ということもあり、不規則な投稿で申し訳ありませんが、投稿頑張りますので、最後までお楽しみいただければ幸いです！ (2019年11月20日 22時) (
レス) id: 9b4c67fb3e (このIDを非表示/違反報告)
名無し57041号(プロフ) - 更新ありがとうございます！これからも楽しみにしてます！ (2019年11月20日 22時) (レス) id: f173930882 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆーれん。 | 作成日時：2019年10月15日 21時
