オカンなジミン君 JM side ページ4
JM「A！！早く起きないと学校遅刻するよ！」
「むりぃぃぃ」
JM「あ、どんどん奥に入って行くなって！」
毎日この同じ歳で同じクラスの赤ちゃんを面倒見るのが僕の日課である。
ちなみに僕たちは幼馴染なので勝手に家に入ることは許可されている
今日も布団からこの赤ちゃんを引っ張り出すのに手を焼いた
「ジミナァーお腹すいたぁ」
JM「はいはい、誰かさんのせいで時間ないから行きながら食べようね」
僕の赤ちゃんことAは生まれながらの怠け者。
何をするにも面倒くさいの一点張り
まぁ、駄々をこねるAも可愛いから全然苦じゃないけど
そんなことを友達のテヒョンに言ったら末期だって言われたっけ
JM「あ、リボン曲がってるよ」
そう言って制服のリボンを直そうとすると
「いいもん、私できるもん」
JM「か、かわい…」
赤ちゃんすぎるっ…
じゃなくて！！
JM「ほらほら、上手に結べてないじゃん！
僕がやった方が早いから！」
するとAはむすっとして
「もう何でも一人でできるもん！！ジミナうざい！」
流石の僕もこれにはカチンときた
JM「う、うざい？！Aにそんなこと言う資格ない！」
「ふんっ！」
学校に着くまで僕らは一度も喋らなかった
TH「あれ？Aちゃんは？珍しいね、喧嘩でもした？」
JM「うん…Aがなんでも一人でできるって僕のことうざいって…うざいって泣」
TH「あちゃー、そう捉えちゃったか」
さてはこいつ僕の赤ちゃんにまた余計なことをっ…
JM「いくらテヒョンでもAに変なこと言ったらただじゃおかないよ！」
小さい頃から誰よりも華奢で小柄で甘えん坊なA
寝顔なんか特に可愛い。
ちょっと口を開けて寝るんだ
本当赤ちゃんっっ！！
TH「なぁ、ジミナァー」
JM「ん？」
TH「ジミナってAちゃんのこと好きなんでしょ？」
そりゃ好きだよ。
僕の赤ちゃんだもん
僕がなんでもしてあげないと何も出来ない子だから
JM「そりゃそうだよ？
小さい頃からよく知ってるし、
赤ちゃんなAを僕が守ってやらないと」
そういうと
TH「ジミナ、それもいいけどさ
Aちゃんのことなんも分かってないな」
なんでだろ僕よりAの事を知った風に言うテヒョンにムカついた
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作者名：。イル。2 | 作成日時：2019年6月17日 1時
