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いつも頼りになる幼馴染のジミナ
料理も勉強も私のお世話も完璧にこなすの
とっても自慢になるけどね
時々心配になる時があるんだ
TH「ねぇ、Aちゃん」
「ん？なぁに？」
こちらはジミナのお友達のテヒョンくんです
イケメンくんです
私と一緒でちょっとおバカです
TH「ジミナってAちゃんと同じ大学行くの？」
「…え？」
TH「こないださ先生と話してるの聞いちゃって」
ジミナは私なんかと違って頭がいいから
もっとすごいところに行くものだと思ってた
「なんでだろ…
ジミナならいっぱい行けるところあるのに」
そう言うとテヒョンくんは急にハッとし
TH「ねぇ…すごく言いづらいんだけどさ」
テヒョンくんは申し訳なさそうに眉を寄せた
TH「Aちゃんが行くからかも…」
「そんな〜まさかだよ〜」
TH「でもさ、もし本当にそうだったらどうするのさ
あり得ない話じゃないと思うけど」
もしそうだったら…？
私、ジミナには幸せになってほしい
いいところに就職して、いっぱいお金もらって
綺麗なお嫁さんをもらって、可愛い子供もいて、
そんな風にジミナにはなってほしい
今まで私の世話ばっかりさせてきちゃった
ジミナの時間私が奪ってた
「…本当にそうだったら、ジミナと距離置く」
TH「そっか…じゃあ！俺ジミナに聞いてみる！
Aちゃんは隠れて聞いてて！」
「…うん」
ジミナのためを思わなきゃいけないのに
心のどこかで
離れたくないと思う自分がいてつくづく最低だと思った
TH「っあ、ジミナ委員会から帰ってきた」
その合図とともに私は廊下の角に隠れた
テヒョンくんは委員会から帰ってきたジミナと廊下で話すみたい
TH「あー！ジミナ！」
JM「あれ？テヒョンなんでこんなところに？」
TH「あー…は、徘徊？」
テ、テヒョンくん？！めちゃめちゃ目がおよいでるよ？！
うわっ、こっち見ないでー！！！
助け求めないで！！
TH「て、てかさ！？ジミナ！Aちゃんと同じ大学行くの？」
よくその状況から聞こうと思ったね！！
逆に褒めてあげたいよ！！
JM「…あー。」
テヒョンくんはすごく不自然だったのに
ジミナはなんの疑いもなく話始めた
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作者名：。イル。2 | 作成日時：2019年6月17日 1時
