03 ： 緊張 ページ5
ﾁｭﾝﾁｭﾝ
…んーーーーーねむい、、、
窓から入った日差しと鳥のさえずりが聞こえた、漫
画みたいな気持ちの良い朝に起こされた朝8時過ぎ
A )えっ、、、
私は身の毛がよだつ
朝で起きたばっかなのにすぐに頭がフル回転
2文字の言葉が脳内に浮かんでくる
'' 遅刻 ''
私は自分でもビックリするくらい飛び起きて
顔を洗い、メイクをし、髪をとき、焼いたふわふわ
のパンを口に頬張る
頬張ったまま私は玄関を飛び出す
急いで鍵を閉め、忘れ物がないか確認
A )...よしっ
今日はあの防弾少年団が所属している
Biggitという大手K-POP事務所の就職面接の日だ
もう韓国に住み始めて少し経ったあとだ
電車に乗った時
流れる外の景色を見ながらふと思い出す
この前のつい最近の出来事
あれは、ほんとにほんとの現実だったのかな
あの時はすごい必死で自分の気持ち伝えてたけど
今思うとすごく恥ずかしい、、、
あんなめちゃめちゃ人気な防弾少年団のジミンに
顔を覚えといてください！なんて
覚えててくれないかな〜なんて、、、
どこか奥で期待してた自分がいた
そう憂鬱な気持ちとがんばるぞっという気合いも
込めてやってきたこの事務所
私は今防弾少年団のいる事務所の目の前に仁王立ち
で立っている
A ) 努力してやっとここまで来たんだもん
頑張らなきゃ損だよ。頑張れ自分！！！
私は勇気をだしてその扉をおもいっきり開いた
まぁべつに何かあるわけでもなく
普通に普通の事務所なんだけど
やっぱりなんか雰囲気が違う
気のせいかもしれないけど
わたし的に違う。うん、違う。
私は適当な気持ちを謎に自分に押し当ててた
とりあえず行こうって気持ちで
私は面接室の4Fまでエレベーターで上がった
今更だけどすごい緊張してきた、、、
何聞かれるんだろう
何言われるんだろう
どこを見られるんだろう
不安な気持ちでいっぱいだった
こういう時、支えてくれる人がいればなって思う
私はそんな人出来たことなんかない
ましてや恋なんてしたことない
防弾少年団にしか (((ん
ひとりでつっこみいれるなんて私も重症だなって思
いながら、私の名前を呼んだその部屋のドアノブを
握る
ｺﾝｺﾝｺﾝ
どうぞ
奥から声が聞こえた
緊張する
私はスっーと息を吸い、気持ちを切り替えた
失礼します
静かに開くドアと共に緊張が増してくるのが
自分でもわかった。
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作者名：체리 | 作成日時：2019年8月16日 18時
