1歩目はたどたどしく、

GAME02：DON'T LOOK BACK ページ7

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…これは何でしょう

教室……？らしき部屋に連れてこられて、アルパカさんが教師…？になって、

｢皆様グッドモーニン！今日から新学期ですね

…おや、空気が悪いですねぇ……｣


｢それではまず、これから苦楽を共にする仲間の自己紹介と参りましょう｣


名前と得意ジャンルを元気よく、と付け加えたアルパカさんを横目に、第1ステージとやらが終わってから考えるのは家の事。

………＿＿＿＿＿＿。



｢はい！はじめまして、入出アカツキです！
得意なゲームは脱出ゲーム！！自然と旅行と肉球全般が大好きです！！｣

ドスッッ


｢せ……先生が元気良くって……｣

｢あんた危機感っていうもんがないの？！？私たちこいつに誘拐されてるのよ！！
しかもこんな薄気味悪いところに…｣


｢入出様はなんと第1ステージの瞬間閲覧者数をトップでクリアされております

優秀者にはクリア後に追加ボーナスがありますからね、どうか奮ってご参加ください。…入出様、パンダは後で｣


入出さん…入出さん、覚えなければ。

……パンダさん可愛いですね…遠近法とかそんなのを使わずにノーマルサイズだったら…


｢それではお隣へ｣


｢い…伊奈葉ヒミコです、好きなゲームは育成シュミレーションです

動物育てたり、農園作ったりするのが好き…なので……｣



｢伊奈葉様ありがとうございます

あなたのささやき実況、じつはワタクシ、とりわけ熱心に拝聴してまして…こうして生声をお聴きできるとはファンとしては光栄の至り…

ぜひ…1度ささやいていただけないでしょうか｣


｢え…｣


｢アイ ラブ……ミスターパカ……と、みっ…耳元でっ

なにとぞ、なにと、ぞ｣



黒い影が動いたと思ったら、ゴキンッと金属音、
鉄パイプ…ヤンキー…と呼ばれる様な分類の方ですかね…



｢…駆堂様、あなたの番はまだですよ｣


｢るせえ！！変態家畜野郎！！

なにが自己紹介だ、さっさとオレを解放しやがれ｣


｢ふぅ…ですから、そのために必要な自己紹介とホームルームでございます

それに駆堂様、ワタクシへの暴力行為はルール違反と再三申し上げたはずです、今後は厳しく処罰しますよ｣




鉄パイプ…片手…





もしかしたらこのアルパカさん、想像以上に手を出せない相手なのかもしれないです、







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