6 side.ゴブタ ページ6
ある日、いつものように見回ったりしてると、慌てた部下が駆け寄って来たっす。
何かあったのか、と不思議に思ってついて行くと、めちゃくちゃ綺麗な人がいたんすね。
んで、よく見ると話しかけてる男の人の手が燃えてるじゃないっすか!早く対処しなければ、と指示をとばしつつ、駆け寄って話を聞いてみることにしたっす。
「えっと、すみませんっす。ちょっと事情が聞きたいんで、着いてきてもらってもいいっすか?」
そう聞いてみると、
「…いいけど、僕、中に入りたいんだよね。また並び直しになるのかな?」
ひいい!!なんか怒ってる!!怖いっす!!リムル様助けて!!
どこからともなく、どんまい!というリムル様の声が聞こえた気がしたんすけど…。まぁ、気のせいだと思っとくっす。
「い、い、いや。話を聞いたあとは簡単な入国審査をすれば、入れるっす!心配ご無用っす!」
大丈夫だと言う事を伝えなきゃっす。と、怖い気持ちを抑えて頑張って言ってみると…
「そう。」
よかった、機嫌が治ったみたいっす!
それにしても、やっぱりめちゃくちゃ美人さんっす!やばいっすね…
「それじゃ、着いてくるっすよ!」
そう言って誘導していくっす!ちゃんと着いてきてくれるか心配だったっすけど、大丈夫みたいっすね!
「さぁ、入るっすよ!」
そう言って入国審査用の建物の中に入れて、座って貰うっす
あれ、紙どこ行ったんすかね?
探していると、部下の1人が持ってきてくれたっす
「ゴブタさん、これ」
感謝っす!!
「あざっす!」
これで事情聴取ってやつができるっすね!
まずは、えっと…この街に来た目的からっすね!
「えと、なんでこの街にきたんすか?」
「ヴェルドラに会いに来たんだ。」
…へ?え、空耳っすか?やでも今ウェルドラって…
え??
「うぇ、ヴェルドラ様にっすか?どうして?」
意を決して聞いてみることにするっす!!!
「ふふ、友達に会いに来ただけさ。」
へ??余計に分からなくなったっす!!!
ヴェルドラ様が友達?この人一体何者っすか!!!
「友達…っすか?…分かりました。じゃあ次っす。なんでさっきの男の手は燃えてたんすか?」
そう、これっす。これが聞きたかったんす。余計なことに時間を取られたけど、これかが1番大事っすよね!!
「彼、しつこかったからさ。精霊達が怒って燃やしちゃったんだよ」
え、精霊って勝手に行動するもんだったっすかね?うーん…とりあえず、今のままじゃ入れない事を伝えなきゃっす!
386人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ガロン - 最高です‼️ (2023年4月5日 0時) (レス) @page26 id: d75d0c6ddf (このIDを非表示/違反報告)
えむ(プロフ) - こういう系まじでほんっとにめちゃめちゃ大好きです、、よければ更新待ってます!! (2022年3月31日 9時) (レス) @page26 id: 44246302dc (このIDを非表示/違反報告)
トイレットペーパー(プロフ) - 更新待ってます!! (2020年5月18日 18時) (レス) id: 398094e875 (このIDを非表示/違反報告)
神弥(プロフ) - リクエストなんですけども、リムル様とどちらが強いかって言うのをエキシビションマッチ的な感じでやって欲しいです! (2019年2月13日 6時) (レス) id: 95804e6d35 (このIDを非表示/違反報告)
(名前)えりな(プロフ) - スッゴい面白いです!何です!?このイケメン(美少女?)もうはまりました。続きもお願いします! (2018年12月27日 0時) (レス) id: f380eb65b5 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:じゃこ | 作成日時:2018年5月2日 2時