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裕翔side
ピピピピピ
裕翔「ん...」
繰り返される
無機質なアラーム音。
5分おきにスヌーズされるこの音は
3回目くらいかな?
裕翔「もう少し寝てたいなぁ...」
今日はメンバー全員で
雑誌の撮影か...
春もすぎてもうそろそろ夏になりそうな
このタイミングでの企画は
夏のデートプロデュース。
裕翔「デートかぁ...
あやかと出かけられるなら俺はどこでもいいんだけど。」
上に羽織れるパーカーを
手に取って俺は部屋を出てリビングへ。
ガチャ
裕翔「おはよう」
涼介「あ。裕翔おはよう。」
光「おはよー」
裕翔「あれ。光くんまで珍しいね。」
光「いやぁ...朝までオンライン飲み会
友達としてたら話が盛り上がっちゃって
このまま寝たら起きれない気がしたから(笑)」
裕翔「そっか...」
涼介「オンライン飲み会って何話すの?」
光「えー。俺は地元の友達だから
昔の話とか今の仲間はどうしてるのかなとか...
最近の仕事のこととか。」
涼介「ふーん。恋バナとか?(笑)」
光「そうそう...恋バナとか聞いてもらって_____
ッて!そんなわけないだよ!」
裕翔「ないだよって(笑)
笑わせないでよ朝から(笑)」
光「うるせー!もう飯できるからみんな起こしてきてよ!」
裕翔「はいはい」
してたな...恋バナ。
やっぱりみんなあやかの話とかするのかな。
俺は友達と連絡することなんて
あんまりないけど...
トントン
裕翔「おはよう〜ご飯できてるからリビングにきて」
有岡「ん...後ちょっと_____」
裕翔「あやかがエプロン姿で待ってるって言っても?」
有岡「?!?!!!!」
裕翔「フフッ____ホント単純なんだから。」
そんなこんなで
みんなを起こしてきて
後は知念の部屋か....
たしか昨日は知念とお泊まりだったっけ。
部屋を開けるの結構
度胸いるんですけど。。
トントン
知念「はーい」
裕翔「おはよう〜
朝ごはんできたらしいけど来れる?」
知念「うん!今行くから先に行ってて」
裕翔「おっけー。」
なんとか声を掛けたものの...
いつもの知念なら
すぐドアを開けておはようゆーてぃーって
出てくるのにドア越しに話しただけだもんな。
まぁ...
一緒の部屋に寝たりなんかしたら
なんもないわけないよな...
と思いつつしっかり凹みます。
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作者名:chikuwafam | 作成日時:2022年4月2日 17時