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有岡side
急遽あやかに付き添って欲しいって
言われてきた事務所。
有岡「あやかのスタジオは...っと_____あ...」
エスカレーターで上に上がっていくと
あやかと涼介の姿が...
タイミング最悪かよ...
あやかがキスしてるとこなんて見たくなかったんだけど...
俺に気がついてないのか
そのままあやかはスタッフに連れられて
その場を離れた。
有岡「山田さんこんな所で路チューなんて
しちゃダメなんじゃないですか?」
涼介「?!ッ」
有岡「俺だよ俺。」
びっくりした様子で振り返った山田。
俺だとわかって安堵の表情を見せた。
涼介「なんだよ。大ちゃんかよ。」
有岡「なんだよとはなんだ!(笑)
せっかく代わりに来てやったのに!」
涼介「俺は代わって欲しいなんて言ってないのに
吉沢が勝手に仕事入れたんだよ。」
有岡「あー(笑)
まぁ俺的には嬉しかったんだけど(笑)
ってかなんでスーツ?」
涼介「ちょっと撮影を。」
有岡「撮影?」
撮影って...
一体なんの...
涼介「なんかカメラマンに
男のモデルが欲しいって言われてピンチヒッターで。」
有岡「は?」
涼介「あやかと...(笑)」
有岡「まーじ最悪なんだけど!」
涼介「まぁまぁ...」
有岡「もう!さっさと仕事行っちまえ!」
涼介「はいはい。(笑)」
涼介はしぶしぶ
エスカレーターを降りて行った。
涼介「あ!第1スタジオに行ってみて」
有岡「おう。」
そう言われてスタジオのドアを開けると
真剣な眼差しでモニターを見つめる
あやかの姿があった。
ドアの開閉の音で気がついたのか
俺の方をみて手を振るあやか。
有岡「お疲れ様!」
あやか「お疲れ様です。涼介くんは...」
有岡「次の撮影に行ったよ。
撮影のチェック中?」
あやか「あ...はい!最終確認して欲しいって言われて...」
有岡「俺も見ていい?」
あやか「はい!」
スタッフさんに挨拶をして
モニターを一緒に確認する。
高橋「あやかさんすごく良かったです。
今日は本当にありがとうございました。」
あやか「とんでもないです。こちらこそ
貴重な体験をさせていただいて...」
高橋「放送日など決まりましたら
またこちらからご連絡をさせていただきます。
CMより先に雑誌にも載ると思うので
完成品が出来たらご自宅にお送りしますね。」
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作者名:chikuwafam | 作成日時:2022年4月2日 17時