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あやかside
マンションの中へ入ると
ほんとに家具もそろってて
もう住み始められるよ〜って感じだった。
佳代「ここで大丈夫そう?薮さんとも知り合いだったみたいだし安心ね。」
あやか「う...うん。」
佳代「じゃあおばあちゃんこれから打ち合わせあるから帰るから、あやかはここで今日から住みなさいね。」
そう言っておばあちゃんは出ていった。
ひとまず冷蔵庫の中身もからだから
飲み物だけでも買いに行こうかな...
マンションのエントランスを出て
近くのコンビニへと向かう。
コンビニで飲み物を買ってマンションへ
戻ろうとすると_____
亮「あやか!!」
あやか「え...亮_____?」
亮「...やっぱり今日話したくて_____
これからあやかの家行っていい?」
あやか「...んと_____」
とりあえず前のマンション....
そっちへ行こう_____
新しい場所を教えるのは
みんなに迷惑かけるかもしれないし
そう思い歩き出すと...
亮「...違うでしょ?」
あやか「へ?」
亮「家の方向違うでしょ。」
あやか「...何言って_____」
亮「こっちだろ...」
そう言って私の手を引いて
歩き出す亮。
亮の声のトーン派下がっていて
私に恐怖を感じさせるのは充分だった。
思い出される鮮明な記憶...
私はやっぱり亮には逆らえない。そう感じた。
亮「ここでしょ?何階?」
あやか「...」
亮「さっきここに来てたんだよね?新しく住むんでしょ?
部屋の番号は?」
なんでそんなに細かい事まで知ってるの...?
亮「早く...部屋の番号は?」
あやか「あの___やっぱり今日は...」
亮「今更そんなのないっしょ___
早く開けろよ。」
エントランスのところで
どうしたらいいか分からず
立ちすくんでいると....
マンションから見慣れ人が
ちょうど出てくるところだっ。
涼介「....」
あやか「りょ__すけくん...」
涼介「なにしてるの...」
フリーズする私たちを横目に亮が
話を続ける。
亮「こんにちは。」
涼介「...こんにちは。どうかされたんですか?」
亮「いやぁ彼女が照れてなかなか部屋に連れてってくれなくて。(笑)」
涼介「..そうなんですね。」
亮「なので何も気にしなくていいですから。」
涼介くんはそのまま
マンションの外へと消えていった。
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chikuwafam(プロフ) - ちゅっころさん コメントありがとうございます!コツコツ更新していきますので是非今後もご愛読頂けますと嬉しいです♪ (2022年2月28日 20時) (レス) @page22 id: 44c87cdc4b (このIDを非表示/違反報告)
ちゅっころ(プロフ) - 続き気になります!! (2022年2月27日 12時) (レス) @page30 id: 68b82341ab (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:chikuwafam | 作成日時:2022年2月12日 22時