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有岡side
宏光「さっきの山田といい＿＿＿＿一体どうしたの？」
有岡「山田...？」
宏光「...さっき自動販売機のところで会った時に
あやかちゃんに凄い言い方で＿＿＿＿＿」
有岡「...」
宏光「大事な子なんでしょ？」
有岡「...うん」
宏光「それなのにどうしたの？あんな言い方して...
ここに来たのだって俺が連れてきたからで...」
やっぱりさっき
何かあったんだ...
また傷付けちゃったんだよな＿＿＿＿＿
有岡「...俺もこんなの良くないって思ってる。
だから話をさせて欲しくて＿＿＿＿＿」
宏光「話するって言ったって怖がってるだろ...」
有岡「俺は...俺はそんな言い方しない。絶対に。」
宏光「何があったかは分からないけどさ...
大事な子なら大切にしてあげろよ＿＿＿＿＿」
有岡「...うん」
宏光「俺は全部話聞いてるわけじゃないから
何も助言してあげられないけどさ...
いい子なんだろ？あやかちゃん。」
有岡「...すごくいい子だよ。」
ｶﾞﾁｬ
宏光が屋上のドアを開けてあやかに声をかける。
宏光「お待たせ！あやかちゃん〜こっちおいで」
あやか「...」
宏光「俺がついててあげるから大丈夫だから。ね？」
あやか「...はい＿＿＿＿」
あやかは恐る恐る俺たちのいる
入口の方へ近ずいてきた。
有岡「...あやか＿＿＿＿＿ごめんなさい！」
あやか「...え？」
有岡「謝って済むことじゃないって...
取り返しのつかないことしたって思ってる。」
あやか「...」
有岡「俺はあやかの味方だよ...？
だから話を聞いて欲しい＿＿＿＿＿」
あやか「私...みんながここにいるって知らなくて＿＿＿＿＿
もう会うつもりだって無かったのに...ｺﾞﾒﾝﾅｻｲ_＿＿＿」
そう言って
俺の隣をすり抜けて
屋上を出ていってしまった。
有岡「待って！」
宏光「...大ちゃん！俺が追いかけるから。」
有岡「でも...！」
宏光「今無理やりに話しても逆効果だよ...
俺が話できるように説得してみるから...ね？」
有岡「...うん＿＿＿＿＿」
そう言って宏光もあやかの後を追って
屋上を出ていった。
あやか大丈夫かな...
宏光と話せたのかな＿＿＿＿＿
そんなことを思いながら階段を降りた。
ビルを出て俺はみんなのいる家には戻らず
自分の自宅へ戻った。
みんなと今顔を合わせたくない...
そんな気持ちからだった。
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chikuwafam(プロフ) - ちゅっころさん コメントありがとうございます！コツコツ更新していきますので是非今後もご愛読頂けますと嬉しいです♪ (2022年2月28日 20時) (
レス) @page22 id: 44c87cdc4b (このIDを非表示/違反報告)
ちゅっころ(プロフ) - 続き気になります！！ (2022年2月27日 12時) (レス) @page30 id: 68b82341ab (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：chikuwafam | 作成日時：2022年2月12日 22時
