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圭人side
圭人「山ちゃん！山ちゃんって！」
涼介「...なんだよ」
圭人「あんな言い方しなくても＿＿＿＿＿」
涼介「うるせーよ...」
圭人「そんな泣きそうになりながらする事なの...？」
ここは事務所所有のビルの中だし
あの男だって監視できないはず...
今日は急遽打ち合わせで
事務所で話し合いをしてたんだけど
その後リハーサルも兼ねてここへ移動してきた。
休憩時間に飲み物を買おうと思ったら
あやかとばったり遭遇した。
涼介「...中途半端に優しくしてみろよ＿＿＿＿＿
また辛い思いさせちゃうじゃん」
圭人「だからって...」
涼介「いいからリハ始めっぞ。」
ｶﾞﾁｬ
リハーサル室のドアを開けると
みんな鏡に向かって振り付けの確認を
してる所だった。
薮「遅かったね。あれ？飲み物買いに行ったんじゃなかったの？」
圭人「...それは＿＿＿」
涼介「あやかと会った...」
知念「...え？」
裕翔「どうしてここに...」
光「俺らに会いに来たとか＿＿＿？」
涼介「いや...宏光と一緒だった。連れてきてもらったって。」
薮「宏光が？」
みんな驚いた様子だった。
こんなところで会うなんて
思いもしなかったから当然だと思う。
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涼介「...」
有岡「俺話してくる＿＿＿＿＿」
涼介「止めとけって...」
有岡「みんな自分たちが何してるかわかってるの？！
どれだけ傷付けてるか...」
涼介「...」
有岡「ねぇ...何とか言えよ山田＿＿＿＿」
大ちゃんが山ちゃんの
胸ぐらに掴みかかった。
光「大ちゃん！」
涼介「...」
有岡「何とか言えって...いつまで続けんだよ＿＿＿＿＿」
涼介「...俺だって辛いよ＿＿＿＿＿..ｯ」
薮「...山田＿＿」
涼介「辛いに決まってんじゃん...
だけどここで突き放さないで中途半端に
優しくしてみろよ＿＿＿＿＿
そっちの方が残酷だろ...」
有岡「...」
涼介「理由を話したらあやかは絶対自分を責める。
私のせいでって思っちまうじゃん...」
大ちゃんは
山ちゃんを掴んでいた手を離した。
圭人「大ちゃん！？」
有岡「...」
大ちゃんは無言でリハ室を出ていった。
みんな何も言い出せなくて
結局その日のリハーサルはそのまま終了になった。
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chikuwafam(プロフ) - ちゅっころさん コメントありがとうございます！コツコツ更新していきますので是非今後もご愛読頂けますと嬉しいです♪ (2022年2月28日 20時) (
レス) @page22 id: 44c87cdc4b (このIDを非表示/違反報告)
ちゅっころ(プロフ) - 続き気になります！！ (2022年2月27日 12時) (レス) @page30 id: 68b82341ab (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：chikuwafam | 作成日時：2022年2月12日 22時
