検索窓
今日:16 hit、昨日:46 hit、合計:9,329 hit

338 ページ35

有岡side




家に帰ってから聞かされたこと。
なんなんだよ...





光「いつ撮られてるか分からない。それにさっきお前らが外で話してたところの動画も届いてる...」


有岡「山田...」


薮「山田はわざと突き放してる_____ホテルのこともあの男の指示だ...信じてるあやかを絶望させるために」


有岡「...」









訳わかんないよ。
それに...ホテルのことだって_____

みんな何とも思ってないの?









有岡「...みんなおかしいよ_____」


伊野尾「大ちゃん...」


有岡「だってそうでしょ____命の危険だって話もそうだけどこれからあやかに冷たくして関係切れって言ってんの...?」








俺の言葉にみんな黙る。

みんなだって納得してないんでしょ...?
他にあやかを守れる方法だって
あるかもしれないじゃん...









有岡「...俺もう部屋行く_____」


知念「大貴...!」


有岡「...ゴメン__誰とも話したくないから...」








俺は部屋に戻ると
スマホからあやかの番号を探してかけた。


何回コールしても繋がることはなくて
最終的には...



留守番電話サービスセンターへお繋ぎします









有岡「あやか...____辛かったよな...無理してコンビニでは俺の話に応じてくれたんだよな_____」









少し時間を開けてから
もう一度コールするとしばらくして
あやかの今にも消えそうな細い声が聞こえてきた。









あやか「はい...」


有岡「あやか?今大丈夫?」


あやか「うん...」


有岡「2人で会いたいんだけど...」








あんなことがあったからばかりで
会ってくれるとは思えないけど
だけど何もせずには居られなくて...

ただ会って話を聞きたかった。
少しでも気持ちを楽にさせてあげたかった。










あやか「...」


有岡「あやか?」


あやか「もう会わないって...決めたから_____だからもう連絡してこないで下さい...」









”もう会わない”
その言葉が俺に重くのしかかる。


あんな言い方されて
それでも悪口のひとつも言わないで
俺らにお別れしようとしてる。








有岡「あやか...その辛いの俺に分けてよ____
どうして1人で抱え込もうとするの...」


あやか「...ッ_____」


有岡「辛いなら辛いって言ってよ。俺助けたいんだよ...」


あやか「...ごめんなさい_____」








そのまま通話は切れた。

その後も何度か連絡をしたけど
その日あやかから連絡が来ることは無かった。





.

339→←337



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 8.6/10 (19 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
46人がお気に入り
設定タグ:Hey!Say!JUMP , Hey!Say!BEST , Hey!Say!7   
作品ジャンル:恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

chikuwafam(プロフ) - ちゅっころさん コメントありがとうございます!コツコツ更新していきますので是非今後もご愛読頂けますと嬉しいです♪ (2022年2月28日 20時) (レス) @page22 id: 44c87cdc4b (このIDを非表示/違反報告)
ちゅっころ(プロフ) - 続き気になります!! (2022年2月27日 12時) (レス) @page30 id: 68b82341ab (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:chikuwafam | 作成日時:2022年2月12日 22時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。