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涼介side








俺がした最低なこと。
これは本当にあやかを守るため...でいいんだよな___?


だからと言って許されるわけでもないと思ってる。


話せば話すほど
突きつけられる現実に涙が止まらなくなっていた。








伊野尾「...山田_____ちょっと落ち着け...」


涼介「これが落ち着いていられんのかよ...」








落ち着いていられるわけなんてない...
今だってきっとあやかは1人で泣いてる_____...










有岡「ごめん...どういうこと...?」


光「俺から話すから...山田ちょっと休め。」


伊野尾「俺部屋に連れてくよ。」









伊野ちゃんに支えられて
リビングを出て俺の部屋へ。










涼介「...伊野ちゃんありがとう_____」


伊野尾「んなこと気にすんな。...大丈夫?じゃないよな」


涼介「どうしていいかわかんなくて」


伊野尾「とりあえず座ろうよ」








ソファーに2人で座ると...







伊野尾「...ホテル行ってあやかに会えた?」


涼介「...ん_____」


伊野尾「...深くは聞かないけどさ_____」


涼介「...ゴメン」


伊野尾「そっか...」









伊野ちゃんがそれ以上俺に
何か聞いてくることは無かった。

何となく察していたんだと思う。











涼介「...これで良かったのかなんて分かんねーよ...」


伊野尾「ひとまず...祈るしかないだろ_____」


涼介「あぁ...」


伊野尾「まぁ今日は休みなよ。俺リビングの方戻るね。」









そう言って伊野ちゃんは
立ち上がって部屋の出口へ。










涼介「伊野ちゃん。ありがとう...」


伊野尾「だからいいって。おやすみ。」













結局一睡も出来ないまま
朝を迎えた。



プルルルルル



着信者:吉沢さん







涼介「はい...」


吉沢「おはようございます!今日って突然なんだけど打ち合わせとかみんなこれたりする?」


涼介「今日...すか?」


吉沢「そうそう。事務所の方で14:00から打ち合わせしたいからスタッフ迎えに行かせるね。」











って...
まだYesとも言ってないのに
どんどん進んでいく話。




何もしてないより気は紛れるか...?











涼介「分かりました。」


吉沢「じゃあ13:30には着くようにするからよろしくね。」







プープープー

昨日あんなことが
あったとはいえ当たり前のように日常は過ぎてく。

あやかがここにいた事が
幻なんじゃないかってくらい。










.

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作品ジャンル:恋愛
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chikuwafam(プロフ) - ちゅっころさん コメントありがとうございます!コツコツ更新していきますので是非今後もご愛読頂けますと嬉しいです♪ (2022年2月28日 20時) (レス) @page22 id: 44c87cdc4b (このIDを非表示/違反報告)
ちゅっころ(プロフ) - 続き気になります!! (2022年2月27日 12時) (レス) @page30 id: 68b82341ab (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:chikuwafam | 作成日時:2022年2月12日 22時

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