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涼介side





有岡「何言って...」


涼介「フッ___あんなに声出してさ...」


あやか「...りょ___すけくん...」











ここで悟られたら
全部無駄になる_____...

どこから見られてるのかも分からない。













涼介「ヤッてる最中に電話かけても出れるわけねーだろ。」


有岡「山田...お前_____」










ドコ

鈍い痛みが左頬に伝わる。
その瞬間俺は地面に倒れ込んでいた。
















有岡「お前_____ほんとに何してんだよ...」










大ちゃんに殴れらたのか...
無理もない。

ちゃんと...ちゃんと説明するから_____











涼介「大ちゃんもする?3人でとかでもいいけど。」


有岡「お前おかしいよ?」










大ちゃんの顔を見ると
今にも零れそうなほど涙が溜まっていた。

ほんとに_____ほんとに優しいよな。














涼介「ハッ____何が?」


有岡「好きなんじゃないの...?」


涼介「...ッ____こんな汚れてるやつ好きなわけねーだろ。」










俺は地面から立ち上がった。

これ以上ここで話すのは辛い。
今にも泣き出しそうだ...











涼介「二度と俺の前に現れないでくれる?虫唾が走る。誰でも体許す女なんて最低だな。」


あやか「...ッ_____」


有岡「...あやか!待って!」


涼介「ほっとけよ」










俺は気持ちを押し殺して...
最低な一言を放った。

もう涼介くんって笑顔もきっと見れない。
何よりあやかを傷つけた自分が許せない。











有岡「...待てよ山田。」


涼介「なに?」


有岡「話。あるんだけど。」


涼介「家に帰ってからでいいっしょ...」










そのままお互い無言で帰路に着く。











ガチャ


有岡「...山田。帰ってきたから早く話しようよ。」


涼介「...」


光「...おかえり。_____山田顔洗ってこい。」








玄関に入るとリビングから
ひかが出てきて迎えてくれた。

その顔を見て俺は涙がポロポロと溢れ出して止まらなくなった。









涼介「...ッ_____」


光「大ちゃん?リビングに来てくれるかな。」












洗面所で顔を洗うと
鏡に映るのは酷い顔...

涙で真っ赤になった目に腫れた目元。




話に行かないと...
俺はリビングに向かった。




ガチャ
リビングを開けると入口には
何かを察して立ちすくんでる大ちゃんの姿。











有岡「何これ...みんなどうしたの?」













.

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作品ジャンル:恋愛
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chikuwafam(プロフ) - ちゅっころさん コメントありがとうございます!コツコツ更新していきますので是非今後もご愛読頂けますと嬉しいです♪ (2022年2月28日 20時) (レス) @page22 id: 44c87cdc4b (このIDを非表示/違反報告)
ちゅっころ(プロフ) - 続き気になります!! (2022年2月27日 12時) (レス) @page30 id: 68b82341ab (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:chikuwafam | 作成日時:2022年2月12日 22時

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