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涼介side
プルルルルル
着信者:亮
涼介「はい...」
亮「何そのしけた声。(笑)」
涼介「ッ...うるせーよ」
亮「あやかさ〜。男と居たんだよね。誰あの男?君たちのメンバーじゃないみたいだけど。」
涼介「...男?」
亮「知らない感じ?_____...まぁいいや。」
涼介「何の用だよ。」
亮「ホテルの写真。まだ来てないんだけど?」
涼介「...ッ」
亮「ダメでしょ?約束守らないと。_____殺しちゃうよ?」
涼介「...待て!やめろ...」
亮「駅前の〇〇ホテル。多分これからチェックインするから早く来いよ。」
涼介「...」
亮「言っとくけど守らなかったら...」
涼介「...わかった_____」
プープープー
電話は切られて機械音だけが虚しく響く...
知念「なんだって?」
涼介「...〇〇ホテルに行けって_____」
裕翔「それって...」
圭人「あやかがそこにいるの...?」
涼介「...うん____」
薮「...涼介_____」
涼介「...大丈夫____大丈夫だから。俺が何とかするから...」
そう言って立ち上がり
玄関の方へ向かう。
今からすることをとてもみんなに
話すことなんて出来なかった。
光「山田!」
涼介「...ん?」
光「...これからどうす___」
涼介「大丈夫だよ。みんな不安だろうからひかがそばに居てあげて?」
光くんはなにか言いたそうな
顔をしてたけどそれ以上止めてくることもなかった。
指定されたホテルに向かうと
ちょうどホテルの入口に入っていくあやかの姿。
俺はあやかの後を追った。
あやか「すいません。1部屋お願いしたいんですが空きはありますか?」
スタッフ「かしこまりました。おひとり様ですか?」
あやか「はい。」
涼介「すいません。2人に出来ますか?」
あやか「...え?」
俺の声に驚いて振り返るあやか。
目を合わせることなんてもちろん出来なくて...
あやか「涼介...くん_____」
スタッフ「2名様ですね。それではこちらのキーで11階です。」
涼介「ありがとうございます。」
あやか「どうして_____...」
俺は預かった鍵を持って
部屋へ向かった。
ガチャ
扉を開けてドアロックをかけて
あやかの顔をみると...
あやか「なんで..._____」
涼介「あやか...こっちおいで」
今にも泣き出しそうな不安そうな表情...
.
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chikuwafam(プロフ) - ちゅっころさん コメントありがとうございます!コツコツ更新していきますので是非今後もご愛読頂けますと嬉しいです♪ (2022年2月28日 20時) (レス) @page22 id: 44c87cdc4b (このIDを非表示/違反報告)
ちゅっころ(プロフ) - 続き気になります!! (2022年2月27日 12時) (レス) @page30 id: 68b82341ab (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:chikuwafam | 作成日時:2022年2月12日 22時