330 ページ27
光
山田の部屋に行くと
ベットに横になってるところだった。
話を聞こうとすると
ケータイの着信。
漏れてくる声を聞く限り男っぽい。
話してくほど山田の表情は曇っていった。
光「...山田?今の誰?」
涼介「...」
光「お前おかしいよ...」
涼介「...ッなにが...」
光「なんで泣いてんだよ...」
自分では気がついていなかったのか
自分の頬に手を当てて驚いた様子。
涼介「...ッハ_____」
光「山田?!」
涼介「苦し...ッ____ハァ」
光「山田落ち着いて...落ち着いて呼吸しろ...」
突然苦しみ始めた山田に
驚いてとにかく背中を摩った。
どうしたんだよ_____
涼介「...ッフ_____ハ...ッハ」
光「過呼吸かな...ちょっと待ってろ」
涼介「ン_____ハッ...」
山田の部屋を出て
リビングへ向かう。
部屋の中には伊野ちゃんと知念。
知念「あれ?ひか涼介と話してたんじゃないの?」
伊野尾「話せた?」
光「袋ない?小さいヤツでいいんだけど...!」
知念「これでいい?」
光「おっけ。さんきゅ!」
知念「ちょ...ちょっとひか!」
山田の部屋に戻るとまだ呼吸は
苦しそうで床に手足をついてるような状態。
光「山田...山田これ口に」
すると様子が変だと思ったのか
知念と伊野ちゃんが部屋に来た。
知念「涼介...?!」
涼介「ハ...ッハァ_____」
知念「ひかこれどういう事?」
伊野尾「とにかくひかは背中をさすって!俺袋支えておくから」
知念「涼介?どうしたんだよ...涼介」
5分くらいして
山田の呼吸も落ち着いた。
涼介「...ごめん。ありがとう...」
知念「どうしたの...さっきのといい今の過呼吸といい_____」
涼介「...それは」
知念「僕たちに言えないことなの?」
伊野尾「話さないと...話したら何か変わるかもしれないだろ?話せるところでいいから話してくれない?」
光「そうだよ...俺ら家族だろ。」
山田は考え込んだように俯く。
そして...
涼介「あやかの元彼から脅されてる...あやかから手を引かないと殺すって_____」
光「...は?」
伊野尾「殺すって...そんなん出来るわけ_____」
涼介「俺もそう思ったよ...だけど無理なんだよ_____」
.
46人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
chikuwafam(プロフ) - ちゅっころさん コメントありがとうございます!コツコツ更新していきますので是非今後もご愛読頂けますと嬉しいです♪ (2022年2月28日 20時) (レス) @page22 id: 44c87cdc4b (このIDを非表示/違反報告)
ちゅっころ(プロフ) - 続き気になります!! (2022年2月27日 12時) (レス) @page30 id: 68b82341ab (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:chikuwafam | 作成日時:2022年2月12日 22時