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涼介side












あやか「...ごめんなさい_____私マンション戻ります...ッ」


圭人「あやか?!」


有岡「ちょ...ちょっと待てよ!」









あやかは荷物を持って飛び出して行った。
すれ違う時に見えた表情は
とても悲しくて...





だけど...










涼介「追うな。元々俺らとは関わるべきじゃないだろ。スキャンダルにでもなりたい訳?」








俺の言葉に全員がフリーズする。
当たり前だよな...

何言ってるのか自分でもよく分からない。




ほんとに...
あやかを守ることになるのか...?











知念「僕追いかけてくる。」


涼介「やめろ。」


知念「涼介自分が何言ってるか分かってるの?」


涼介「うるせーよ...」










俺だってわかってるよ_____

みんなが俺を見る目は
とても悲しくて冷たく感じた。










自室に戻って
ベットに横になる。








涼介「...これでいいんだよな_____」








そう自分に言い聞かせるけど
さっきのあやかの顔が忘れられない。

何度も何度も頭の中でリピートされる。










トントン



涼介「...誰?」


光「俺。山田入るよ?」


涼介「ん...」


光「山田?さっきの事なんだけど...」


涼介「...ん。」










プルルル

着信者:亮




あの男からの着信だった。









涼介「光くんちょっとごめん...」


光「...うん。」









俺は起き上がって電話に出た。









涼介「...もしもし_____」


亮「さっそく有言実行?(笑)あやか泣きながらマンション出ていったね...___フフ」


涼介「あれで満足かよ...」


亮「...いやいや。俺の考えてたことのスタートに過ぎないでしょ?早く追いかけてホテルの下りよろしく頼みますよ。」


涼介「...ッ」


亮「まさか出来ないなんて言わないよね?」


涼介「...った_____」


亮「ちゃ〜んと抱いたって証拠も撮ってこいよ?_____早くどん底に落ちろよ...あやか。___俺が慰めてあげるからね。ハハハ」










プープー...

そう言い放って電話は切れた。











光「...山田?今の誰?」


涼介「...」


光「お前おかしいよ...」


涼介「...ッなにが...」


光「なんで泣いてんだよ...」











光に言われて自分の頬に手を当てると
涙が伝っていた。











涼介「...ッハ_____」


光「山田?!」


涼介「苦し...ッ____ハァ」


光「山田落ち着いて...落ち着いて呼吸しろ...」









.

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作品ジャンル:恋愛
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chikuwafam(プロフ) - ちゅっころさん コメントありがとうございます!コツコツ更新していきますので是非今後もご愛読頂けますと嬉しいです♪ (2022年2月28日 20時) (レス) @page22 id: 44c87cdc4b (このIDを非表示/違反報告)
ちゅっころ(プロフ) - 続き気になります!! (2022年2月27日 12時) (レス) @page30 id: 68b82341ab (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:chikuwafam | 作成日時:2022年2月12日 22時

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