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あやかside
車を降りる時も
慧くんがエスコートしてくれて...
伊野尾「今日はお部屋でゆっくり休もっか。」
あやか「ありがとうございます...」
涼介「あ！そうだ。今日は見せたいものが
あったからリビングで見ようか！」
伊野尾「そうだった！買い物で忘れてた(笑)」
あやか「見せたいもの...」
涼介「とっておきのだよ〜♪」
そう言って
2人はニコニコしながら
顔を見合わせて笑っている。
"とっておきの"って一体何だろう。
エレベーターに乗り込み
部屋の前に立つと...
ｶﾞﾁｬ
知念「あやか！！！！おかえり♡♡」
あやか「ｷｬｯ」
突然ドアが開いて
侑李が抱きついてきた。
涼介「知念？ﾆｺ」
知念「なーに？」
涼介「離れろ。」
知念「こわーい。...こんな怖い人なんて
ほっておいて僕とホットケーキでも作ろうよ！」
あやか「ホットケーキ...?」
まだ返事もしてないうちに
早く早く！と侑李くんに手を引かれ
リビングの方へ。
知念「今日はうるさい大貴もまだ寝てるし！
急にホットケーキ食べたくなっちゃったから
一緒に作りたいなって思って〜♪」
あやか「わかりました(笑)」
知念「も〜！僕に敬語使っちゃダ〜メ」
あやか「えっと...」
知念「まぁ可愛いからいっか〜♪」
さらっとなんて事を言うんだろ...
知念「僕は分量測るから、あやかは
飾り付け用の果物切ってもらえる？？」
あやか「わかりました」
涼介「知〜念？」
知念「うわ。凶悪な顔したやつが来たから
絶対目を合わせちゃダメだからね？」
凶悪な顔って(笑)
涼介くん見るからに怒ってます...(笑)
涼介「誰が凶悪な顔だ！」
知念「だって〜。あやかだって怖いって言ってたよ？」
伊野尾「あらら。(笑)」
あやか「私そんなこと___」
知念「ｼｰｯ...」
涼介はこうやって
構われるのが好きだから♡と
耳打ちで侑李くんが伝えてきた。
構われるのが好きって...
見るからに怒ってますけど...
涼介「何コソコソ話してんの。」
知念「怒りん坊には教えなーい。」
伊野尾「あらら。(笑)
あ、知念作ったら俺にもちょうだいね〜」
知念「いいよ〜！」
涼介「あやか？手切らないように気をつけてね？」
あやか「ありがとうございます！」
.
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作者名：chikuwafam | 作成日時：2020年5月30日 23時
