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あやかside
涼介くんに渡された
ワンピースを着てみたけど...
こんな丈短いの大丈夫かな...
ちょっと不安を感じながら
リビングに向かうと宏太くんも
まだ片付けをしていたみたいで...
あやか「あの...涼介くん...?」
ドアの方から
声をかけると涼介くんは少し笑っていて。
宏太くんは不思議そうな顔をしてこっちを見ていた。
薮「ん?」
涼介「薮ちゃん大丈夫(笑)着替えた服が
ちょっと恥ずかしいんだよね。(笑)」
薮「あぁ(笑)大丈夫だからこっちおいで〜」
あやか「〜ッ...でも...」
まだちょっと
恥ずかしいんだけど....
そんな私に追い打ちをかけるように...
涼介「こっちに来て手伝ってくれると
俺凄く嬉しいんだけどなぁ...
そっか...俺の近くに来たくないなら仕方ないな___」
あやか「?!」
て...手伝わなきゃ___
あやか「笑わないでくださいね...?」
涼介「フッ」
薮「お...」
リビングに入ると2人からの視線が...
涼介「めっちゃ似合ってるよ。」
薮「ラベンダー色かぁ〜!」
あやか「でも...やっぱり恥ずかしいから着替え....」
涼介「だーめ。」
着替えたいという私の意思は
一瞬で消え去ってしまいました___
薮「ほんとに似合ってるから大丈夫だよ。」
あやか「ん〜...」
涼介「あ...もうそろそろ出ないとじゃない?」
薮「あ...みんな起きてこないなぁ。」
涼介「もうメモ残して出ちゃおうよ。
買い物だって人数増えるとめんどくせーし。」
そう言われて宏太くんは
冷蔵庫のホワイトボードに
みんなへメッセージを残していた。
薮「よし。これでいいだろ。」
涼介「俺、部屋に帽子取りに行ってくるわ。」
薮「俺のも持ってきて〜」
涼介「おっけー。」
玄関で涼介くんを待って
3人で車へ。
薮「車酔いとかしたらすぐ教えてね?」
あやか「あ...ありがとうございます!」
宏太くんはそう私に声をかけると
車を走らせた。
あやか「ここ...」
薮「テレビ局だよ〜」
あやか「慧くんここでお仕事を...?」
涼介「そうだよ。...あ!きた!」
テレビ局で何のお仕事をしてるんだろう...
カメラマンとか...?
ガラッ
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作者名:chikuwafam | 作成日時:2020年5月30日 23時