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涼介side
薮「もうそれ5回目くらいじゃない?(笑)」
涼介「まじ?」
あやか「はい(笑)」
まじか...
そんなに無意識に聞いてたってこと?
いやいや___もうそろ重症だな..
目の前にいてくれることが
嬉しくって...
何度でも確認したくなる...
涼介「ごめんごめん(笑)」
薮「そういえば今日食材とか買いに行くけど
涼介もいく?」
涼介「薮ちゃんと伊野ちゃんだっけ?」
薮「そうそう。あ...
もし体調良ければあやかも一緒に行く?
少し外に出た方が気分転換にもなるかなって」
あやか「行きたいです!」
あやかが行きたいと言えば
みんなついてくだろうしなぁ...
あいつらの事だし
手出したりしないか...
ついて行った方が安心だな...
涼介「俺も行く。」
薮「じゃあ朝食食べて準備して向かうか!」
あやか「はい!」
涼介「あ... あやか!メイク道具とか場所わかる?」
あやか「えっと...」
涼介「一緒に見に行こっか。」
薮「まだあやふやな所あるだろうし、
俺が片付けしておくから行っておいで。」
そう言って薮ちゃんは
笑顔で見送ってくれた。
"がんばれ"って声が聞こえた気がした。
ガチャ
涼介「ん〜とね...あ!このバックの中だよ。」
あやか「ありがとうございます。」
涼介「今日着ていく服決めた?」
あやか「いえ...まだ決めてないです。」
涼介「じゃあ...俺が決めてもいい?」
あやか「涼介くんが...ですか?」
というのは口実で
少しでも2人っきりで居たいだけ...
涼介「俺メイクも上手いんだよ?(笑)」
あやか「そうなんですか?!」
涼介「うん(笑)姉もモデルだし
よく女装とかさせられたもんだよ(笑)」
あやか「へぇ...お姉さんモデルさんって凄いですね。」
涼介「そう?...さぁ俺に任せて!」
あやかをドレッサーの前に誘導して
椅子に座ってもらうと
ベースのメイクから始める。
あやか「なんか人にメイクしてもらうって
不思議な感じですね。(笑)」
涼介「俺も人にするのは初めて。(笑)
はい...目を閉じて...」
あやか「はい...」
ベースメイクを済ませて
アイメイク。
肌はめちゃくちゃ白いし、
まつ毛すごく長いし、モデルさんみたい。
涼介「目開けてみて?」
あやか「...ワァ___」
涼介「大人っぽくなったね。」
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作者名:chikuwafam | 作成日時:2020年5月30日 23時