243 ページ38
あやかside
こんなに朝早くからご飯の準備...
薮「起こさないようにしてあげようか」
あやか「はい...」
薮くんが出してくれた
ホットミルクを飲んでソファーに
座ってると...
涼介「あやか...」
あやか「...?」
薮「ﾌｯ...寝言だから気にしないで(笑)」
そう言って
コーヒーを持って宏太くんも
私の向かい側に腰掛ける。
あやか「涼介くん___疲れてるんですよね...」
薮「ん〜___朝がちょっと苦手なだけだよ？」
涼介「知念そこの振りは...そうじゃなくて___」
薮「何の夢見てるんだろ(笑)」
あやか「なんですかね(笑)」
振りって...
ダンスとかの話なのかな？
薮「あ...もう7時なんだね。
あやかはお腹すいてない？」
あやか「ん...すこし___」
薮「じゃあご飯にしよっか!」
そう言って宏太くんは
キッチンの方に...
涼介「ん...あれ___薮ちゃん？」
薮「おはよう。(笑)」
涼介「伊野ちゃん...は？」
薮「もうとっくに仕事出かけてるよ(笑)」
涼介「...まじか。いつの間にか寝てた___」
ふと振り返った涼介くんと
目が合う...
あやか「おはようございます...!」
涼介「...ｯ___おはよう」
薮「テンパリすぎ。(笑)」
涼介「薮ちゃん!!」
薮「ごめんごめん(笑)」
涼介「あ...パンとご飯どっちがいい？」
あやか「んと...パンがいいです。」
待っててねと少し笑って
涼介くんは宏太くんとキッチンに並んで
準備を始める。
甘い香り...
涼介「あと少しでできるから、
あやかこっちにおいで？」
あやか「はい...!」
テーブルに座ると
涼介くんが運んできてくれたのは
フレンチトースト。
涼介「甘いの大丈夫かな？」
あやか「甘いの好きです。」
涼介「よかった。サラダも持ってくるね。」
あやか「ありがとうございます！」
涼介くんが作ってくれた
フレンチトーストはとてもフワフワしていて
とてもおいしかった。
涼介「どう？」
あやか「美味しいです！」
涼介「よかった〜」
あやか「ﾌﾌｯ」
涼介「ん？」
だってこのやり取り
もう何回目なんだろう？
私が食べているのを見ては
おいしい？って
何回も聞いてくる(笑)
薮「涼介(笑)聞きすぎ(笑)」
涼介「え?」
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 49人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：chikuwafam | 作成日時：2020年5月30日 23時
