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薮side
藤ヶ谷と宏光が
自宅を訪ねてくるなんて珍しいな___
とりあえずさっさと片付けちゃうか...
2人が待っている光の部屋に向かう。
ｶﾞﾁｬ
宏光「お！薮〜！」
薮「なんだよ。こんな時間に(笑)」
宏光「いや実はさ___」
藤ヶ谷「ライブの構成で相談に乗って欲しいことがあって。」
薮「構成？」
宏光「そうそう。薮もちょうど次のツアーの
構成考えてたでしょ？」
確かにHey! Say! JUMPも
次のツアーの日程が決まって
曲やイメージを決め始めるところだった。
薮「まぁね。」
藤ヶ谷「なんか事務所からいつもと雰囲気変えてって要望が来てて。俺らとJUMPってライブの雰囲気も違うから参考にさせてもらいたいなって。」
薮「それならパソコンにデータ入れてるからイメージ映像見せる？」
宏光「え(笑)そんなこと出来んの(笑)」
薮「まぁね〜。ちょっと持ってくるから待ってて。」
部屋を出て自室にある
パソコンを手に取って部屋に戻ろうとすると___
光「お！薮〜話し終わった？」
薮「むしろ今から本題(笑)」
光「俺も行くよ〜」
疲れてるだろうから
休みなよ〜と言いたいところだけど。
2人がいる所が
光の部屋だからそうもいかない。
ｶﾞﾁｬ
藤ヶ谷「ありがとうね。話し終わったらすぐお暇するから。」
光「俺が優しいから場所貸してるんだからな〜」
宏光「分かってるわかってる(笑)」
薮「JUMPの次のライブのイメージはこんな感じ...」
パソコンに入ってる
作成したイメージ映像を見せると___
藤ヶ谷「めっちゃディズニーランド？」
薮「夜のパレードをイメージした世界観。
ゲストは妖しい夜のパーティーに誘われたような
世界観を感じれる内容になってる。」
宏光「やば...」
光「今までのライブって元気な雰囲気とか
極端にクルーな感じとかが多かったから
今回は存分に雰囲気を感じて貰えるように
曲もソロ曲とかは無くしてるよ。」
藤ヶ谷「セトリ決まってんの？」
薮「あぁ___まだ、ざっくりって感じかな。」
正直雰囲気は決まったけど
メンバーの中でも衣装やステージのデザイン
なんかもまだまとまってないし。
宏光「俺らのどうしようね___」
藤ヶ谷「ん〜___もうプロット持っていかないと
期限やばいんだよね(笑)」
.
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作者名：chikuwafam | 作成日時：2020年5月30日 23時
