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有岡side
"大丈夫。きっと大丈夫。"
いつもみたいに笑えばいい。
みんなに会ってなにか
思い出してるかもしれない。
また俺のこと大ちゃんって呼んでくれるよね。
伊野尾「戻ったよ〜」
裕翔「お。おかえり〜！」
侑李「...っで今入ってきた
おバカな顔してるのが有岡大貴！」
有岡「ん？」
侑李「あやかにみんなのこと分かりやすく
説明してただけだよ(笑)」
涼介「いやいや自分のことめっちゃ良く説明して
俺らのこととか適当だったっしょ(笑)」
そう言われて知念は
悪戯に笑っていた。
あやか「あの...有岡...くん」
ｽﾞｷﾝ
またあやかとの距離が遠くなってしまったような
寂しい気持ちと悲しい気持ちが交差する。
有岡「...どうしたの？」
あやか「あの...前に大ちゃんって呼んでたって
みんなに教えてもらって___それで...」
有岡「___また大ちゃんって呼んで欲しい。」
あやか「ありがとう..!」
あやかはそう言って笑顔を見せた。
やっぱりあやかには笑顔がよく似合う。
裕翔「一応自宅療養の方が
記憶を戻すためにもいいんじゃないかって
看護師さんが言いに来たんだけど___」
薮「...病院よりも自宅の方があやかも
リラックスできるんじゃない？」
涼介「俺もそう思う。家だったら誰かしら
一緒にいれることの方が多いだろうし...」
侑李「あれ明日はみんな仕事だっけ？」
光「明日は俺っちだけ休み〜！
あやかは俺と一緒に留守番だな。」
自宅療養の方があやかの為にもいいだろうと
いうことになりそのまま退院手続きを行った。
もしかしたら家に帰ったら
なにか思い出すかもしれない。
密かな期待を抱いて...
裕翔「俺退院手続きの書類出したから
もういつでも帰って大丈夫だよ〜」
薮「帰るにも車回さないと...
俺車回してくるから帰る準備しておいて。」
光「あ...それじゃあ着替えいるよね？
入院着のままで行くわけに行かないし。」
�睫據峅驚綢悗┿�ってるけど。」
薮「とりあえず帰るだけだし雄也、
服持ってきてくれる？」
みんなが準備やら片付けをしてる中
俺と涼介はあやかと話して待ってる係。
涼介「今日何食べたい？」
あやか「ん〜...グラタン」
涼介「おっけ。グラタンね。」
あやか「涼介くんが作るんですか？」
涼介「俺料理作るの好きなんだよね。
だからみんなのご飯作ることが多いかな。」
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作者名：chikuwafam | 作成日時：2020年5月30日 23時
