君のことをもっと教えて欲しくて 18 (ページ41)

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あやかside

永峰｢おまたせしました。｣

木村｢すごい。生演奏...｣

永峰｢ﾌﾌｯゆっくり聴いていてください｣

～♩...♪*ﾟ

ゆっくり流れるメロディは
とても心地よくて。

永峰｢...こんな感じです。｣

あやか｢すごく素敵...｣

木村｢感動しました｣

永峰｢ありがとうございます｣

あやか｢すこし切ない感じがしますね。｣

永峰｢冒頭から後半にかけて少しづつ
リズムと曲調が上がってくるので
この後のメロディは明るい感じですよ。｣

木村｢ほんと凄いです。｣

永峰｢無理のない範囲でスケジュールも
組ませていただければと思っています。
前回の作品を通してあやかさんとこの作品も
作らせて頂きたいなと思いました。
ぜひお願いできないでしょうか。｣

木村｢あやかさんのお気持ちはいかがですか？｣

あやか｢私なんかのお話で良ければ
ぜひお願いしたいです。｣

永峰｢ほんとですか？！｣

木村｢それではお受けしましょうか。｣

あやか｢よろしくお願いします｣

永峰｢こちらこそ改めてよろしくお願いします｣

永峰さんはそう言って
手を伸ばしてきた。

永峰さんの手を取るとほんとに嬉しそうに笑っていて...
せっかく頂いたこの機会を無駄にしないようにって思った。

木村｢それでは細かいスケジュールに関しては
追って調整させていただくようにしましょう。｣

永峰｢もしあやかさんがお忙しい場合は
こちらから現場の方へ伺わせていただければと思います。
できる限り負担にならないように
僕の方でも努めさせて頂きます。｣

あやか｢それはさすがに申し訳ないです｣

永峰｢いえ。こちらから無理を言って
お願いしているのでそのくらいはさせてください。｣

木村｢ありがとうございます。｣

永峰｢それでは次回打ち合わせの際に
伺わせて頂きたい項目の資料をお渡ししますね。
次回打ち合わせ時にお持ちいただければ
お話スムーズかと思いますのでよろしくお願いします｣

あやか｢ありがとうございます｣

頂いた資料には
様々な質問が記載されていた。

”好きな男性の仕草”

”好きなタイプ”

”初恋の年齢”

木村｢ファンが聞いたら泣いちゃいそうな
項目もありますね(笑)｣

あやか｢そうですか？(笑)｣

永峰｢その点は僕の方でオブラートにくるんで
楽曲に反映させていきますので(笑)｣

木村｢私も同性じゃなければめちゃくちゃ傷つきます(笑)｣

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