君のことをもっと教えて欲しくて 18 (ページ5)

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涼介side

涼介｢そういえばさ映画の。｣

吉沢｢あぁ...進展は無いですよ。
ツアーの打ち合わせでバタついてますし
あやかさんの方もバタついてるようですしね｣

涼介｢ふーん｣

吉沢｢まぁ恋愛ものですしどちらかと...
になると思いますけど。｣

涼介｢まぁ...そうだろうけど。｣

吉沢｢はい。つきましたよ。
こちらで待機してるのでヘアメイク終わったら
声掛けてください。｣

吉沢に見送られて
ヘアメイクを済ませてもらうと
入れ違いであやかもマネージャーさんと入ってきた。

木村｢お疲れ様です｣

涼介｢お疲れ様です｣

木村｢先程は救護室まで送っていただいて
ありがとうございます。ほんとに助かりました。｣

涼介｢いえ...足の具合は大丈夫そうですか？｣

あやか｢あ...はい。大丈夫です。｣

木村｢骨には異常もなさそうですが
明日以降の撮影はケガに触らない程度のものに
変更させて頂きました。
吉沢さんにも宜しくお伝えください。｣

涼介｢大きな怪我にならずに良かったです。｣

あやか｢ありがとうございます｣

木村｢お引き留めしてしまって
申し訳ありませんでした。｣

涼介｢いえ。それではお先に失礼します。｣

木村｢ありがとうございます｣

2人に頭を下げて
部屋を出ると吉沢が誰かと電話してるところで。

ちょっと待っててと
ジェスチャーされて窓から外を見下ろした。
めちゃくちゃいい天気だな＿＿＿＿＿

吉沢｢お待たせしました。｣

涼介｢もういいの？｣

吉沢｢はい。ツアーのグッズの見本品が出来たようなので
事務所に送って頂きました。
明日には到着するそうなので確認して
問題なければそのままファンの方への
お知らせも撮影しましょう。｣

涼介｢デザイン画から早かったね。｣

吉沢｢今回スケジュールが立て込んでしまって
ツアー発表も押してますからね。
ここから巻いてお知らせ等していかないと。｣

涼介｢ファンのみんな待たせちゃってるもんなぁ。｣

吉沢｢なのでちょっと過密スケジュールには
なりますが何とか宜しくお願いします。｣

涼介｢うん。｣

ツアーの前くらいって
思ったけど終わるまでゆっくり時間は
作れなさそうだな＿＿＿＿＿。

スタッフ｢山田さん入られました！
宜しくお願いします｣

涼介｢宜しくお願いします｣

スタッフ｢ソロカットを撮らせていただいて
そのあとエンドロール用の撮影をお願いします｣

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