君のことをもっと教えて欲しくて 18 (ページ29)

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有岡side

有岡｢いやいやさすがにこれ以上迷惑かけれないから。｣

吉沢｢迷惑なんて思ってませんよ。
それに何かあれば皆さんの力になるのが
私の仕事です。気にしないでください。｣

伊野尾｢吉沢イケメンだよね。｣

吉沢｢ほら伊野尾さんスタッフが呼んでましたよ。｣

伊野尾｢まじ？｣

吉沢｢もう一度ソロカットをお願いしたいそうです。｣

伊野尾｢ガチのヤツじゃん！(笑)いってきます！｣

知念｢大貴には僕がつきそうよ。
一緒にスタジオまで行こう。｣

有岡｢ありがとう｣

吉沢｢インタビューの撮影をしてるので
静かに降りてきてください。｣

知念｢うん｣

知念は俺の腰に腕を回すと
支えて歩き出した。

知念｢大丈夫？｣

有岡｢うん。さっきより全然。｣

知念｢よかったよ。ツアー始まったら帰るの遅くなるから
少しでも今のうちに早く帰ってあやかと話したいし。｣

有岡｢もう来月からだもんね。｣

知念｢地方だと移動時間もあるしね。｣

光｢わ！大ちゃんもういいの？｣

有岡｢光くん...ごめん心配かけて｣

光｢いいっていいって。それより一緒にいこうか？｣

知念｢そうだね。階段もあるしひかは
左側に立ってもらっていい？｣

光｢うん。｣

スタジオまで行くと
みんな各々の撮影を進めているところで。

スタッフ｢有岡さんよろしくお願いします｣

有岡｢よろしくお願いします｣

吉沢｢大貴。体調悪くなったらいつでも声掛けて。｣

有岡｢ありがとう｣

スタッフ｢それではまずインタビューからお願いします｣

有岡｢わかりました｣

インタビューに答え始めて
少し経つとだんだん仕事スイッチが入って
先輩のことも頭の中から薄れていった。

スタッフ｢それではインタビューは以上になりますので
あちらでソロカットの撮影をお願いします。｣

スタイリスト｢有岡さんあちらで1度衣装の変更と
ヘアメイクをお願いします｣

有岡｢わかりました｣

スタイリスト｢なんか有岡さん痩せました？｣

有岡｢え？｣

スタイリスト｢衣装がワンサイズ変わってますね。
こちらでお直しするので1度安全ピンで止めますね。｣

有岡｢すいません...｣

スタイリスト｢いえいえ。これからツアーもありますし
しっかり食べてくださいね。｣

有岡｢はい｣

特に何をした訳では無いのにな...
直近忙しかったからかな...

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