君のことをもっと教えて欲しくて 18

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あやかside








皆さんが帰ってくるまでの
お家はとても静かで寂しく感じた。








あやか｢台本でも確認しようかな...｣








ほんの少しの気持ちで始めた台本の確認。
あっという間に時間はすぎていて
皆さんが帰ってきた。

これからツアーも始まるとこんな日々が続くんだなと思うと
やっぱり寂しさはあって。

でも寂しい気持ちを声に出したら
皆さんの迷惑になるかなとも思った。











あやか｢いい匂い...｣











お風呂に入って
バスソルトをお湯に入れると
甘い香りがふわっと広がった。

ﾋﾟｺﾝ...









あやか｢誰からだろ。｣










スマホの画面を確認すると
永峰さんからの連絡だった。











”永峰｢先日はありがとうございました。
映像が出来上がったので見て頂きたくて
ご連絡させて頂きました。
容量が重くてLINEで送れなかったのですが
近々お時間を頂くことは可能でしょうか？｣


あやか｢こちらこそありがとうございました。
映像もう出来上がったんですね。
スケジュール確認して連絡させていただきます。｣


永峰｢ありがとうございます。
僕もあやかさんも人目に付くのは少し抵抗あると思うので
個室のある飲食店かもしくは以前お話した僕の仕事場でも。｣


あやか｢分かりました！
明日改めてご連絡しますね。｣


永峰｢お忙しい中本当にありがとうございます。
よろしくお願いします｣”










映像どんな風に出来上がったんだろうか。
楽しみだな...
明日木村さんに確認してみよう。













お風呂を上がって
部屋に行こうとすると裕翔くんが
ちょうどリビングから出てきたところで。










裕翔｢おかえり。
風邪ひいちゃうから早く髪乾かしなね。｣


あやか｢ありがとうございます｣


裕翔｢仕事沢山で大変じゃない？大丈夫？｣


あやか｢いえ...とても楽しいです。
皆さんやマネージャーさんがフォローしてくださって
とても楽しくできています。
ありがとうございます｣


裕翔｢それは良かった。
あ。そうだ渡したいものがあって。｣


あやか｢なんですか？｣


裕翔｢あ。体冷えちゃうといけないから
お部屋で待っててくれる？すぐ行くから。｣


あやか｢分かりました！｣











部屋に戻って5分ほどしたかな？
裕翔くんが戻ってきた。












裕翔｢ごめんごめん。
これ今回のツアーのグッズなんだけど｣


あやか｢わ！どれも可愛いですね。｣










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