815 ページ9
あやかside
その後も滞りなく
スケジュールは進んでいき
あっという間に外は暗くなっていた。
木村｢お疲れ様でした。
撮影もインタビューもスムーズで助かりました。
ありがとうございます。
この後私が車を持ってくるので一緒に警察署に
行きましょう。｣
あやか｢はい！｣
木村さんに付き添っていただいて
警察署へ。
木村｢私は外で待っていますから
何かあったらすぐ声をかけてくださいね。｣
あやか｢分かりました。｣
木村｢無理に話さなくてもいいと思いますから...
自分の心に問いかけながら話してくださいね。｣
あやか｢ありがとうございます｣
木村さんは心配そうな面持ちで
私を送り出してくれた。
警察官｢こんばんは。
遅くに御足労頂きありがとうございます。
こちらへどうぞおかけ下さい。｣
あやか｢よろしくお願いします｣
話が話なだけあってか
お話を聞く警察の人も女性ですごく安心した。
警察官｢まずこの度は本当に大変でしたね...
少しでも心の突っかかりが取れるように
我々もサポートしていきますのでよろしくお願いします。
また話しにくいことや言いたくないことは
仰っていただければと思います。｣
あやか｢分かりました｣
警察官｢それではまず...｣
成瀬さんとの出会いや
こうなったことに関しての経緯...
話の整合性が取れるのか確認をしてるんだろう。
警察官｢ありがとうございます。
あやかさんが成瀬に対してなにか違和感を感じたきっかけや
行動などはありますか？｣
あやか｢きっかけ...
えっと＿＿＿＿＿部屋に__...｣
”部屋に...”
私の写真がたくさん貼ってあって...
頭では分かってるのに言葉が詰まって出てこない＿＿＿＿＿
警察官｢大丈夫。大丈夫ですよ。
無理して話さなくても。待ってますから。｣
あやか｢ありがとうございます...
あの彼はどうなるんでしょうか＿＿＿＿＿｣
警察官｢ん...これからの話次第にはなりますが
精神的な問題もあるので外部の医師を交えて
話を進めているところです。｣
あやか｢そ...なんですね＿＿＿＿＿｣
警察官｢彼のことよりも自分自身のことを
心配してあげてくださいね？
たくさん怖い思いをしたと思います...
同じ女性として許せる事じゃないので
時間をかけてでもしっかりと向き合っていきましょう。｣
そのまま事情聴取は1時間ほど続いた。
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 42人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
macaron(プロフ) - あきな様 コメントありがとうございます！仕事の合間更新になり1度に沢山更新できず申し訳ないですがそのようなお言葉を頂き嬉しく思います♩.•夢主ちゃんの味方がこれから増えるように私も祈ってます(*ˊ˘ˋ*) (9月6日 9時) (
レス) id: 44c87cdc4b (このIDを非表示/違反報告)
あきな(プロフ) - 長編お疲れ様です!続編が楽しみすぎるんですが無理せずマイペースでよろしくお願いします!!そして!!夢主ちゃんの味方が増えますように!!と読者としての独り言です笑 (8月28日 18時) (レス) id: aec1c9e23c (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：macaron | 作成日時：2023年8月24日 13時
