君のことをもっと教えて欲しくて 17

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あやかside









あやか｢少し時間ずらした方がいいですよね？｣


涼介｢俺が先におりて車わかりやすい所に
回しておくよ。｣


あやか｢ありがとうございます｣


涼介｢じゃあ5分後くらいに地下駐車場で。｣


あやか｢分かりました！｣









涼介くんと別れて5分後エレベーターへ。
地下駐車場に入ると目の前に
黒の車が停まっていた。










ｶﾞﾁｬ

涼介｢あやか｣


あやか｢おまたせしました。｣


涼介｢うんん。大丈夫だった？｣


あやか｢はい。大丈夫です。｣


涼介｢展望台ここから割とすぐだから。
念の為後ろ乗って｣


あやか｢よろしくお願いします｣










車に乗り込むと
涼介くんに差し出されたのは
ホットココア。









涼介｢お疲れ様。
展望台ついたらこれで乾杯しよ？｣


あやか｢ありがとうございます｣


涼介｢明日も早いしあんまりゆっくりは
出来ないかもだけど。明日のインスピレーションにも
繋がるかもしれないし。｣


あやか｢たしかに。ほんとに満点の星空ですね。｣


涼介｢うん。ほんとに銀河鉄道の夜みたいだね。｣


あやか｢はい｣


涼介｢あ。みんなに内緒ね。(笑)
絶対騒ぎそうだから。｣


あやか｢はい(笑)｣









ﾌﾟﾙﾙﾙ

着信者:知念侑李











涼介｢あやかのスマホ？｣


あやか｢あ...はい(笑)侑李くんからです(笑)｣


涼介｢あいつはエスパーかよ(笑)｣


あやか｢ほんとタイミングがすごいですね(笑)｣


涼介｢無視する？(笑)｣


あやか｢いや...余計に電話来そうなので出ちゃいます｣


涼介｢ﾌﾌｯ｣


”あやか｢もしもし｣


知念｢もしもし？今大丈夫？｣


あやか｢大丈夫です。お疲れ様です。｣


知念｢もう今日の仕事は終わったの？｣


あやか｢はい。今展望台に行ってみようかなって
向かってるところです。｣


知念｢展望台？そっちは星が綺麗なの？｣


あやか｢はい！とっても星空が綺麗で｣


知念｢そっかそっか。明日早いし
早めに帰らないとダメだからね？
...って1人？！｣


あやか｢あ..いえ涼介くんに連れてきてもらって...｣


知念｢涼介？！...あやか今すぐ帰ろう。｣


あやか｢今すぐ(笑)｣


知念｢涼介？！話が違うでしょ！
展望台なんて許しませんからね！｣


涼介｢お前は俺の母親か(笑)｣


知念｢明日も早いんだから早く帰らないと！｣


涼介｢大丈夫だよ(笑)
すぐ帰るつもりだから。(笑)｣


知念｢くぅ...ほんとに抜け駆け常習犯！
絶対許さないから！｣


涼介｢もう切っちゃいなよ(笑)｣







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