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涼介side
大ちゃん。ごめんね。
だけど...
涼介「花束こっちに置いておくね。」
あやか「ありがとうございます」
涼介「どういたしまして」
あやかはスマホを気にしてるみたいだけど
今だけは俺との時間。
俺の事だけ考えて欲しい...なんてワガママなのかな。
俺は1度過ちを犯してから
あやかに対して...申し訳ない気持ちが先行してる。
きっとあやかも俺の事をまだ怖がってるかもしれない。
だから時間が作れるなら一緒に過ごして
少しでも溝を埋めていきたいって思う。
あやか「涼介くん?」
涼介「ん?」
あやか「なんか...さっきから難しい顔してます。」
涼介「あ...ごめんごめん。
ちょっと考え事しちゃってて。」
あやか「大丈夫ですか?」
涼介「あやかはさ。大ちゃんのことどう思ってる?」
あやか「へ...」
聞くのが怖いくせについ言葉に...
涼介「ごめん」
あやか「どう...したんですか?」
涼介「気になっちゃって...
ほら_____最近いい感じじゃなかった?」
あやか「付き合ったりとかそういうんじゃないです...」
涼介「そっか....」
あやか「私皆さんのことホント大切で...
だから恋愛が絡んで...
前みたいになったらって正直怖いです。」
涼介「うん」
あやか「終わりが...」
涼介「終わらないよ。」
あやか「え...?」
涼介「例えあやかがどの選択をしたとしても
俺らは全員あやかから離れたりしないよ。
あ...ごめん_____だけど返事急いでるとかじゃなくて
ほんとにあやかが思う以上に
俺らは大切に思ってる。だから自分からその関係を
壊そうとなんて誰もしないよ。」
あやか「はい...」
涼介「だから心配しないで?」
あやか「ありがとうございます...」
涼介「俺も焦りすぎだよね。(笑)
あやかが誰かのに...って考えると気持ち抑えられなくて
ほんとかっこ悪いね。」
あやか「...そんな事ないです。
自分の気持ちをまっすぐ伝えられるのって
ほんとに凄いな...って思います。
私_____思ってることを言葉にするの
すごく苦手だから_____」
涼介「ありがとう(笑)」
あやか「だから私も皆さんに言葉でちゃんと伝えたいな
って思ってます。まだ時間かかるかもしれないですけど...」
涼介「うん。」
あやか「待っててくれますか...?」
涼介「もちろんじゃん。」
あやかの真っ直ぐな瞳をみて_____
何を焦ってたんだろ...俺。
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macaron(プロフ) - あきな様 コメントありがとうございます!仕事の合間更新になり1度に沢山更新できず申し訳ないですがそのようなお言葉を頂き嬉しく思います♩.•夢主ちゃんの味方がこれから増えるように私も祈ってます(*ˊ˘ˋ*) (9月6日 9時) (レス) id: 44c87cdc4b (このIDを非表示/違反報告)
あきな(プロフ) - 長編お疲れ様です!続編が楽しみすぎるんですが無理せずマイペースでよろしくお願いします!!そして!!夢主ちゃんの味方が増えますように!!と読者としての独り言です笑 (8月28日 18時) (レス) id: aec1c9e23c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:macaron | 作成日時:2023年8月24日 13時