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涼介side
永峰さんの話を聴きながら
俺なりのイメージで考えていた。
いろんなパターンの衣装用意してもらってるけど...
涼介｢俺はこれかなぁ...｣
あやか｢これ...｣
涼介｢うん。朝露のって言ってたし...
朝日に照らされるイメージなら白の方がいいと思うんだよね。
あやかは白のワンピースで俺は白のパンツに
白のシャツ。｣
あやか｢確かに...
永峰さんのイメージに寄せるなら
私もホワイトの方が際立っていいと思います。｣
涼介｢うん。じゃあこれで決まり？｣
あやか｢はい！｣
涼介｢それよりあやかとアドリブが緊張する(笑)｣
あやか｢私もです。朝方の撮影だと
何テイクも繰り返すことは難しくなりそうですよね。｣
涼介｢そうだね。
当日俺もすごく楽しみにしてる。｣
あやか｢よろしくお願いします｣
涼介｢思ってたより打ち合わせ早く終わっちゃったよね(笑)
俺2時間くらい想定してスケジュール組まれてたけど(笑)｣
あやか｢たしかに(笑)
私も長めにスケジュール組まれてました。｣
涼介｢まぁ話してるってことにして
少し2人でゆっくりする？｣
あやか｢...ｯと＿＿＿＿＿｣
涼介｢そんな緊張しないでよ(笑)｣
あやか｢でも...｣
涼介｢退院してからあんまり話してないよね。
俺もスケジュール詰め込まれてたし。｣
退院してからの涼介くんは
ほんとに忙しそうで
夜中に帰ってくることもあった。
だけどいつも大変だとか弱音なんか聞いたことない。
涼介｢ねぇ。黙んないでよ(笑)｣
あやか｢あ...すいません｣
涼介｢いいよいいよ。
入院しててもみんな会いに来てくれてたし
あやかも忙しいのにほぼ毎日来てくれて
ほんと嬉しかったんだからね。｣
あやか｢そんな事ないです...｣
涼介｢嬉しかったなぁ...｣
あやか｢ほんとにご迷...｣
涼介｢こーら。｣
ｷﾞｭｯ
目の前に立っていた涼介くんが
私の手を引いてすっぽり胸の中。
涼介くんの腕優しくて温かい...
涼介｢まーだ気にしてるの？｣
あやか｢でも...｣
涼介｢俺はあの時助けることが出来て
後悔してないよ。好きな子を守れたんだから。｣
あやか｢...ｯ｣
涼介｢守れてなかった方が後悔してた。
だから何も気にしなくていい。｣
ﾎﾟﾝﾎﾟﾝ...
涼介くんは優しく私の頭を何度も撫でた。
あやか｢はい...｣
涼介｢はぁ...｣
あやか｢涼介くん...？｣
涼介｢今すぐにでも俺のになったらなって。｣
.
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macaron(プロフ) - あきな様 コメントありがとうございます！仕事の合間更新になり1度に沢山更新できず申し訳ないですがそのようなお言葉を頂き嬉しく思います♩.•夢主ちゃんの味方がこれから増えるように私も祈ってます(*ˊ˘ˋ*) (9月6日 9時) (
レス) id: 44c87cdc4b (このIDを非表示/違反報告)
あきな(プロフ) - 長編お疲れ様です!続編が楽しみすぎるんですが無理せずマイペースでよろしくお願いします!!そして!!夢主ちゃんの味方が増えますように!!と読者としての独り言です笑 (8月28日 18時) (レス) id: aec1c9e23c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：macaron | 作成日時：2023年8月24日 13時
