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あやかside
ワールドバザールを抜けたところで
止まる涼介くん。
涼介「はい。これおしまい。」
そう言って私のサングラスを外す。
涼介くんもいつの間にかサングラスをしていない。
あやか「いい..んですか？」
涼介「ん〜。まぁ暗いし。それに....」
ﾊﾟﾝﾊﾟｶﾊﾟﾝﾊﾟﾝ...
侑李「涼介！走るの早いよ！」
裕翔「パーク内は走らないでください！」
光「お！！！始まるじゃん！」
涼介「やべ。早くこっち！」
また手を引かれて案内されたのは
バケーションパッケージで
事前予約の方が案内される鑑賞スペース。
みんなで座ってパレードを待つ。
涼介「俺最近ディズニーに通っててさ。次のライブのインスピレーションを貰ってんの。だけど凄くいい場所だったから楽しんで貰えると思って。」
そう笑顔で話す涼介くんの横顔が
すごく優しくて...
あやか「ミッキーだ！」
薮「早く！手を振って！」
薮くんに言われて
ミッキーに一生懸命手を振った。
あやか「今...気がついてくれましたよね？？」
有岡「今の絶対ここに手を振ってた！間違いない！」
岡本「That's Right！」
そんな感じで盛り上がってパレードを見ていると
プリンセスのフロートがどんどん過ぎていく。
涼介「あやかはさ。何のプリンセスが好き？」
プリンセス...か。
もちろんディズニーは大好きで
全部大好き！...だけど、強いて言うなら
あやか「ラプンツェル...ですかね？」
涼介「どうしてラプンツェル？」
あやか「どのプリンセスもすごく好き何ですけど...ラプンツェルってすごく芯が通っていて自分の意思がしっかりしてるんです。私は押しに弱かったり、意見すぐ曲げちゃったりするのが自分の嫌いなところ...なのでラプンツェルのそういう所がすごく憧れで大好きです。」
涼介「ラプンツェルかぁ。ランタン飛ばすシーンもすごく綺麗だよね。」
そんな話をしているとラプンツェルのフロート...
あやか「わぁ...」
魔法の花がすごく輝いていて
とっても綺麗。
あっという間にパレードも終わって
すごく綺麗だったと思っていると...
有岡「よし。あれ行こう！あれ。」
え..
いきなり手を引いて歩き始める大ちゃん。
あやか「大ちゃん...？！」
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作者名：macaron | 作成日時：2020年1月1日 16時
