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蘇る記憶.....
高校1年の時
当時付き合っていた亮との記憶
亮「なんで俺の言うこと聞けねーの?」
ガン!
2人しか居ない教室で机を蹴飛ばす亮。
あやか「亮...辞めて...」
亮は私の方を向くと私を壁に突き飛ばした。
でもこんなのいつもの事。
しばらく我慢してればいつもの優しい亮に戻るよね....
亮「なんで約束の時間に遅れたの?」
あやか「授業....が....終わるの遅くなって...」
亮「ほんとは男と会ってたんでしょ?」
首を横に振って否定する
そんな事してない....
あやか「亮.....信じ...て」
亮「分かったよ.... あやか?」
信じてくれたの?
あやか「亮...信じてくれた...?」
亮「あやか...?」
ニコッと笑うと亮の手は私の首に伸びてきた
あやか「何....して...」
何?私...首締められてる...?
亮「なんで俺が不安なの分かってくれないかな..
分かる?あやかが誰にでも優しく接するから周りの男はみんな狙ってるんだよ?いつになったら俺だけのものになるんだよ....なぁ!!」
そう言うと力が強くなって
息が出来なくて....私は意識を手放した。
亮...
なんで分かってくれないの...?
私はあなただけを見ていた。
大好きだった。悲しい顔なんてさせたくなかった。
...
???「あやか!あやか!」
あやか「....ん...」
涼介く...ん?
涼介「大丈夫か?!急に倒れたんだよ!救護の人今呼んでるからこのまま横になってろよ」
あやか「あれ....私....」
って....
涼介くんの膝の上で私寝てる....?!
あやか「すいません...」
涼介「どした?」
優しく顔を覗き込んでくる涼介くん。
あれ....私また思い出して....
八乙女くんと薮くんが救護のスタッフさんを呼んできたようで。
もう大丈夫ということを伝えて帰ろうとすると...
薮「待って!女の子1人で帰せないよ」
八乙女「そうだよ!1人でダメ」
涼介「それに....まだ聞いてないことあるし」
聞いてないこと...
そういえば話の途中だったよね...
だけどあんな話、
他の人になんて出来ない。。
今までまこにだって話した事ないのに...
いや...
あやか「私...1人で大丈夫ですから...
お先に失礼します..!」
部屋を飛び出して走って...走って...
あ...れ?ここどこ...
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作者名:macaron | 作成日時:2020年1月1日 16時