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有岡side





内緒でお願いしますって
一体誰にだよ。(笑)



自分で言っておきながら頭の中でツッコミをする。





まこ「内緒にしておきますね?(笑)あやかにゆっくり休むように伝えてもらえますか?学校で会えるの楽しみにしてるねって!」









有岡「もちろん!伝えておきます!それではよろしくお願いします。」








まこ「それじゃあ」







プッ...プープープー






あやかのケータイで友達と話してしまった...。

昨日LIVE一緒に来てた子だよな。
話し声から伝わってくる。

とてもいい子そうだな。






ガチャ...





薮「大ちゃん?」






ドアから顔を出す薮くん。





有岡「ん?」








薮「あやか目覚めた?」








有岡「覚めてないけど...どうしたの?」








薮「あれ...話し声が聞こえたからそうかと思って。」








有岡「あっ...」





あやかの友達と話したこと...
話したら怒られるかな...







薮「どうした?」








有岡「いや...さっきさあやかのケータイが鳴っててさ。音止めようと思って開いたら電話が鳴ってて...」









薮「それで?」








有岡「起こしたら悪いと思って...そのまま出た。」









薮「相手は?」









有岡「昨日一緒に来てくれてた女の子だと思う。登校一緒にしてたのに約束の時間に来ないから連絡してきたみたい。」









薮「そっか...友達も心配していて連絡してきたんだろうね」









有岡「勝手にごめん。」








薮「いいよ。気にすんな。みんな心配してるのは同じだから。俺が見てるの変わるから大ちゃん飯食べてきたら?」





あれ。。
そう言えば薮くんってご飯作れるの?






有岡「ご飯薮くんが作ったの?」









薮「作ろうとは思ったんだよ?トースト焼こうとしたら涼介に止められて。座っててって言われた。(笑)」








有岡「あ〜そういう事ね(笑)」







薮「とりあえず飯食べて仕事の準備しちゃいな?」






有岡「ありがとう。とりあえず仕事の準備しちゃうわ。あと...」









薮「分かってるよ。目が覚めたら連絡ちょうだいって事でしょ?」




何でもお見通しか...(笑)

けど薮くんが居てくれるなら安心だ。






有岡「ん..。ありがとう!よっしゃ!準備してくる!」







薮「静かに準備してね?」








有岡「おぅ!」







薮くんに任せてその場を離れた。

目が覚めたら....

また笑顔見せてくれるよね..

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作品ジャンル:恋愛
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作者名:macaron | 作成日時:2020年1月1日 16時

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