最強のセッター

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研磨サイド

俺たちは帰ったらゲームする約束をした。

今は話しながら帰ってる

やっぱりAといると楽しい…

貴方『あ、ねぇ研磨〜？』

研磨「ん？何？」

貴方『研磨が学校で一緒にいるのって私かクロかバレー部の人しか知らないんだけど、私が知らないだけで他の人ともちゃんと話してる？』

う…

研磨「………別に。」

だって話したいのってAしかいないし…

あ、クロもいいけど…

貴方『話しなよ〜。楽しいのに…バレー部以外の人とも話してみたら？』

てかバレー部の人って誰の事？

研磨「バレー部の人って誰の事なの？」

貴方『え、虎とか福永とかリエーフとかやっくんとか…海さんとか…？』

あぁその人たちね…

てか福永とは話すっていうか相づちくらいしかしてないんだけど

研磨「あぁAが言ってるのはその人たちの事ね。」

貴方『うん。だから他の人とも話してみなよ！研磨は昔から人が嫌いだから嫌かもしれないけど…』

研磨「別に今のままでいい。」

貴方『そっか〜！やっぱり研磨はそう言うよねー！！………あ…まさか………研磨って人が嫌いなんだよね？』

え？何急に…さっき自分でそう言ってたじゃん

研磨「そうだけど…」

貴方『だよね………てことは私の事も嫌いだったの?』

え！？なんで！？俺はA好きなのに…

研磨「そんな訳ないじゃん。」

A泣きそうになってる…なんでこうなっちゃったんだろう？

貴方『ホントに？』

研磨「ホントだよ。クロもAも俺の大事な幼なじみで唯一の友達。」

まぁ本当はAは好きな人なんだけど…言わないでおこう

貴方『そっかぁ、良かった！！嬉しい！』

研磨「うん。あ、Aの家着いたよ。明日の準備、もう出来てるんだよね？」

貴方『うん！出来てるよ！』

研磨「クロも出来てるって言ってたよね？」

貴方『うん！あとは研磨だけだよ！』

やっぱり

貴方『じゃあ荷物持ってくる。』

ゲームするには俺ん家すぐそこだから時間ないし待っとくのは暇だし…ついて行こ

研磨「うん。行こ。」

貴方『えぇ！？研磨も来るの？』

あれ？駄目だったかな。昔からもう何度も来てるのに

研磨「え、駄目なの？」

駄目なら大人しく待っとこう。

貴方『いや！！全然駄目じゃないよ、入って！』

良かった

研磨「ありがと。(ﾆｺｯ)」

貴方『！！うん！(ﾆｺｯ)』

やっぱ可愛いな

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