最強のセッター

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貴方サイド

ね、眠れない…

クロがあんなこと言うからー！w

思わず研磨に抱きついちゃったし…

とりあえず寝返りを打った

パチッ

貴方『！！け、「(研磨)しー…クロ起きる…」』

そう言って人差し指を口に近づける

貴方『あ、そっか。研磨起きてたんだね。(小声)』

研磨「眠れない…クロがあんなこと言うからかな。」

あ、研磨も同じ？

貴方『研磨も？』

研磨「え？Aもなの？好きな人のやつで眠れなかったの？」

貴方『うん。研磨は好きな人いるの？』

いるのかな

いるんだったらその子とはライバルだな

研磨「うん。まぁ。Aは好きな人いるよね？誰？」

いるんだぁ…

えっどうしよ正直に研磨ですって言うべき？

てかなんで知ってるの？

貴方『なんで知ってるの？』

研磨「さっきの反応見てればわかるよ。」

あ、そっか…

研磨観察眼凄いもんね

研磨「で、誰？俺の知ってる人？」

う、知ってるっていうか本人だよ…

でもこれってチャンスかも

貴方『うん。』

研磨「そうなんだ。誰かな…？」

貴方『知りたいの？』

研磨「うん。」

貴方『じゃあ研磨の好きな人教えて？そしたら教える。』

だめかな…

研磨「え、俺が先？」

貴方『う、うん。』

研磨「じゃあさ、平等に11時になったらLINEで教えようよ。それなら同時だしいいんじゃない？」

そっか

それがいいかも

貴方『わかった。じゃあ音切っとこう？』

研磨「うん。」









あっという間に10時59分

ヤバい

振られるかも

どうしよ…

でもやるしかない！

研磨のLINEを開いてキーボードを押す

❲研磨〕←キーボード

とりあえず打つだけ打った

あと10秒

9

8

7

6

5

4

3

2

1 研磨「せーの！」

ポン！

よし…送信した

ブーブー

あ、通知研磨からだ

開くの怖いなぁ

でも！












えい！

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